サムスンのGalaxyも手軽な「シームレスアップデート」に対応

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サムスンのGalaxy端末を持っているなら、この重要なアップデートを確認し、利用可能になり次第、ただちにインストールする必要がある。また、間もなく端末に見逃せない大きな変更がやってくるので、準備もしておこう。

サムスンの3月のセキュリティアップデートは続いており、最初に対象となったプレミアムデバイスに加えて、より多くの低価格モデルがカバーされつつある。例えば、米国ではキャリアロックが解除されたS21 FEが、週末前にアップデートの対象となった。

過去2週間にわたり、S24、S23、S22のさまざまなタイプ(ネットワーク、地域、モデルスペック)が最初にアップデートを受けた後、古い/低価格の機種がアップデートされるようになった。自分の使うネットワークとモデルに対して利用可能になり次第、デバイスに新しいソフトウェアをダウンロードして確実にインストールを行おう。

使用中の端末が月次アップデートを受けるかどうかは、ここで確認できる。

提供されるAndroidおよびサムスンの修正では、デバイスの一部または全部を潜在的に制御するマルウェアを可能にしデバイスの乗っ取りにつながる、いくつかの高リスクの脆弱性への対応が行われている。

だがこの3月分アップデートの提供は、今週最大のニュースではない。サムスンは、長年避けていたグーグルの「シームレスアップデート」への仲間入りを、ついに果たした。新しいシステムは、新しいアップデートのために特にダウンロード、インストール、再起動のサイクルを実行するのではなく、デバイス上の二次パーティション(特別なエリア)にアップデートをバックグラウンドでダウンロードしてインストールし、次に再起動する際にはそのパーティションから起動を行う。

再起動が成功すると、二次パーティションが一次パーティションとなり、旧一次パーティションが次のアップデートを待つことになる。これにより、アップデート作業のほとんどがバックグラウンドで行われることになり、デバイスを通常使用できない時間が短縮される。

グーグルは以下のように説明している「シームレスアップデートとも呼ばれるA/Bシステムアップデートは、OTA(Over-the-Air)アップデートの間、ディスク上に動作可能なブートシステムが残っていることを保証します。これにより、アップデート後にデバイスが起動できない可能性が低くなり、修理センターや保証センターでのデバイス交換やデバイスの再初期化の回数が減ることになります」

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翻訳=酒匂寛

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