スキルを磨くには経験が必要だが、ドローンの操縦士自身が敵のドローンの攻撃目標になっている場合、経験を積むことも容易ではないかもしれない。
とはいえとくにウクライナ軍が、訓練や戦場での経験を通じて、熟達したドローン操縦士を多数育成しているのも確かだ。ウクライナ側では、国内各地に張り巡らされた小さな工房のネットワークによって使い捨てのFPVドローンも大量に製造されており、その数は月に5万機以上にのぼる。
これらのFPVドローンは、爆発直前に前方搭載のカメラが捉えた全員を殺害できる、空中爆発型の指向性弾頭を積むことが多くなってきているようだ。
(forbes.com 原文)