そして今、以前から機械学習とAIを活用してきたWhatsApp(ワッツアップ)が、写真編集にもAIを活用する新機能を導入する。
WhatsAppの開発ではよくあることだが、この新機能はWABetaInfoによって最初に報告された。現在はまだ開発中だが、ほどなく全ユーザーに開放される。
写真編集にAIを使用することで、写真に芸術的な効果を追加することが可能になる。たとえば、画像の背景を変更することができる。さらに「スタイル変更」ツールにより、ユーザーは自分の写真のスタイルを変えることができ、新鮮で芸術的な外観を与えられる。さらに「画像拡大」機能により、ユーザーは全体の画像を拡大し、必要に応じて写真のサイズを調整することができると報告は述べている。
一般に、星のようなシンボルがAIの印として認知されているが、アプリの新しいベータ版にもそれが見られる。
WABetaInfoによると、この新機能は他の機能と同様に無料で提供され「ユーザーにメッセージングと共有体験をさらに向上させるための革新的でカスタマイズ可能な機能を提供する」のだという。
WhatsAppには、定期的に新機能が追加されている。これは、常に新しいものを求めている既存ユーザーの満足度を高め、新規ユーザーを獲得するためだ。
AIによる画像操作には常に多少の不安がつきまとうが、写真を簡単に加工して、よりすばやく共有できるようにするという考え方はほぼ無害に思えるし、WhatsAppのメッセージは最小限の労力でより見栄えのする画像を配信できることになる。
多くの人が使いたくなるような、わずかな作業で簡単に画質を向上させることができるのなら、私は大賛成だ。
他のベータ版機能と同様、いつ広く利用できるようになるかは不明だ。詳しい情報が入り次第、またお伝えする。
(forbes.com 原文)