一方、BMWインディアとのコラボレーションにより、今回のIAFで初めてインスタレーションを展示したグジャラートを拠点に活動するアーティスト、サシ・タヴドズは「アートをより幅広い層の人々にとってアクセス可能なものにするためには、アートフェアや展示会のようなイベントが極めて重要だ」と述べている。
アートとサステナビリティ、イノベーションを推進するBMWインディアは「The Future is Born of Art(未来はアートから生まれる)」と名付けたコミッションを通じて、アーティストたちの活動を支援。IAFではBMWインディアにより、トークイベントも開催した。
イベントに参加したアーティストのアニタ・デューブ、バルテルミー・トグオ、ジティッシュ・カラットは、インドの若手アーティストたちが活動の基盤を築くために取り入れている画期的な方法などについても話し合った。
そのなかではデューブも、自国の芸術産業が資金面でほとんど公的な支援を得られないことに言及。活動はあくまで「アーティスト本人の取り組み次第」だと語っている。
(forbes.com 原文)