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2024.03.15 13:00

グーグル、ライバルiPhone用Chromeのパスワード管理機能を強化

Getty Images

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グーグルは、iPhoneユーザーのセキュリティを改善する驚きのアップデートを公開した。ただし、落とし穴がある。
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アップルとグーグルはほとんどの面においてライバル関係にあるが、幸いなこと、それぞれのユーザーデータの保護に関しては協力的だ。たとえば、アップルのセキュリティエンジニアリングチームが、グーグルのブラウザであるChromeの深刻な脆弱性を発見したこともある。

このほどグーグルは、iPhoneでChromeを使っているユーザーのセキュリティを向上させる機能を正式に発表した。

パスワードチェックアップ機能を大幅に強化

改善は、既存のパスワードチェックアップ機能のアップデートとして実施される。この機能は、ユーザーが使用しているパスワードが侵害され、サイバー犯罪者やハッカーが使っているダークウェブデータベースに載ったことがある場合に警告するものだ。今回グーグルは、Chromeユーザーにとってすでに重要なこの機能に、弱いパスワードおよびパスワードの再利用についての警告という2つの新機能を追加した。

パスワードチェックアップ機能で弱いパスワードを悪用される前に見つけておこう(スクリーンショット)

パスワードチェックアップ機能で弱いパスワードを悪用される前に確認しておこう(スクリーンショット)

パスワードチェックアップ機能は、ユーザーが入力したパスワードに何か問題があることをChromeが検出した際に警告を表示するほか、独立して使用することもできる。実際にウェブサイトに入力せずにパスワードをチェックしたいときは、Chromeアプリから「設定>パスワードマネージャー」に進み「パスワードチェックアップ」を選択する。
次ページ > 新機能に関するグーグルの見解

翻訳=高橋信夫

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