キャリア

2024.03.17 11:00

未知の世界に飛び込むときの履歴書作成、特に重要な「説得力」を高める工夫

「プロジェクト」セクションを含める

実務経験があるなら、公私を問わずやってきたプロジェクトを詳しく説明しよう。例えば、副業の経験や、フリーランスとしての挑戦、受講した講座で取り組んだ課題などはないだろうか。

何に取り組み、どのような成果や結果が得られたのかを手短に述べよう。そのために活用したスキルをまとめて、このセクションを締めくくろう。

●個人的なプロジェクト

2018年7月~現在 個人ブログ「MyWebsite.com」
・WordPressで個人的なブログをデザイン・開設し、レスポンシブ・デザインを取り入れました
・現在の月間訪問者数は平均2500人です

関連する学歴や受講歴を盛り込む

新しいキャリア特有の資格を取得したり、講座を受講したりした場合は、それを明記しよう。飛び込もうとしている分野で実際に経験を積んだことがないなら、このセクションは不可欠だ。

トレーニングを受けたことをアピールしたり、受講した関連コースを記したりすれば、自己学習に取り組んできたことをわかってもらえる。

●学歴・受講歴

・2024年3月 ハーバード・ビジネス・スクール「リーダーシップの原則」オンラインコース修了
・2003年5月 イリノイ大学 マーケティング理学士号取得

キャリアチェンジは簡単なものではない。しかし、充実した履歴書があれば、他の人と差別化を図ることはできる。リクルーターが履歴書に目を通すのは、平均で7秒かそれ以下だ。本気で履歴書を作成することで、自分の価値を証明し、自信をもって次の大きな一歩を踏み出すことができるだろう。

forbes.com 原文

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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