この指摘は、ディスプレイに関する特別な知識で知られる高名なアナリスト、ロス・ヤングによるものだ。彼はXの投稿で、小型モデルの生産が予定より遅れていると報告している。
次期iPad Proで最も期待されている要素の1つは、miniLEDバックライト付きLCDスクリーンをOLEDディスプレイに変更することだ。これは期待をそそるだけでなく、11インチと12.9インチのiPad Proが数年ぶりに同じ画面技術を採用することを意味する。
現在、印象的なminiLEDライトを搭載しているのは、12.9インチの大画面のみだ。11インチはただの通常のLCDスクリーンである。
ロスによれば、LGディスプレイは11インチのOLEDパネル(ロスは11.1インチと呼んでいるが、正確な呼称なのか、それとも画面サイズが大きくなるのかは現時点では不明)の出荷を近く開始するそうだ。
サムスンもこのサイズのiPad用パネルを生産しており、LGディスプレイもより大型のiPad Pro用画面を製造している。
しかし、ロスによれば、小型モデルのディスプレイの生産は大型モデルより「遅れているようだ」という。
つまり、少なくとも最初は小型タブレットの供給が制限される可能性があるということだ。
したがって、発売日が発表されたらすぐに、購入希望者は発売日に1台を手に入れるために機敏に動く必要がある。具体的にはいつになるのだろう?
米国時間3月10日に、ブルームバーグのマーク・ガーマンは最新のニュースレター『Power On』の中で、そう先ではないと述べている。「アップルは刷新されたiPad Pro、新しいiPad Air(12.9インチモデルを含む)、Magic Keyboard、そしてアップグレードされたApple Pencilの発売を準備しています。これらの新ハードウェアは約3月末か4月頃に発売されるでしょう。というのも、対応するiPadOS 17.4ソフトウェアがその頃には準備完了になる予定だからです」
新型iPadは早ければ今日(米国時間3月12日)にも発表されるという噂があったが、それは実現しなかった。私は来週初めの米国時間3月18日・月曜日の可能性もあると考えているが、さらに可能性が高いのはその次の週、おそらく米国時間3月25日の月曜日だ。
最近のMacBook Airの発表は米国時間3月4日・月曜日で、発売日は米国時間3月8日の金曜日だったが、iPad Proの場合はそれほど慌ただしい展開にはならないだろう。
以上を踏まえ、今のところ発表は米国時間3月25日で、発売日は米国時間4月5日ではないかと思う。詳細が明らかになり次第、また報告する。
(forbes.com 原文)