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2024.03.08 16:30

M3搭載MacBook Air、すべての人に理想的なノートパソコンの誕生

ディスプレイも変わらず、これまでと同じ深みのある精細なスクリーンにカメラを入れるための切り欠きが上端にある。M1 Airがなくなったことで、Macのノートにはすべて切り欠きがあることになった。切り欠きは邪魔になることなく、ほとんどの場合、メニューバーによってカムフラージュされている。

2つの外付けディスプレイを同時接続可能に

実は新型のM3 Airには大きな新機能が1つあるが、ただし少々ニッチなものだ。新しいMacBook Airは、2つの外付けディスプレイを同時に使用できる。これはM3チップ搭載のMacBook Proにもできない。

2つの外付けディスプレイを同時に使用できるとは、「外付けディスプレイとMacBook Aiのディスプレイ」あるいは「2つの外付けディスプレイ」ということであり、後者で使う場合はAirを閉じる必要がある。これは仕方のないことだが、Touch IDを使うたびに開かなければならいが、もちろん奮発してTouch ID付きの外付けMagic Keyboardがあれば面倒は解決する。

これはアップルユーザーが望んでいた機能の1つであり、一部の人たちにとっては待望の追加となる。なお、この新機能がない一部のMacBook Proも、ソフトウェアアップデートで本機能が追加される見込みだ。

2枚の外付けディスプレイを接続できるようになった(Apple)

閉じた状態であれば2枚の外付けディスプレイを接続できるようになった(Apple)

Apple M3チップ

最新プロセッサであるM3の搭載が、やはりこの最新MacBook Airにとって最大のニュースだ。Apple M3チップはM2より約20%速くで、M1より35%速い、高速で非常に効率の良いチップだ。

MacBook Proは、10 GPUコアのM3チップを搭載しているが、15インチのMacBook Airも同様のものを搭載している。MacBook Air 13インチは8 GPUのものだ。

M3チップは非常に高速で効率の良いチップであり、通常のプログラムはもちろん、PhotoShopやFinal Cut Proのタフな作業も、要求の高いゲームアプリも完璧に動作させることができる。
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翻訳=高橋信夫

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