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2024.03.12

意外と知らない家の解体費用、AIでカンタン見積もり

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家の解体費用って、どれくらいなのか? 古い家を相続して建て替えたいときなど、なかなか相場がわからない。そこをAIが素早く見積もってくれるサービスがある。

バリュークリエーションが運営する家の解体業者を斡旋するサイト「解体の窓口」は、2月に家の解体業者のマッチングサイト「解体エージェント」を取得してサービスを充実させたが、このほどAIを使った解体料金の見積もり機能が追加された。いくつか質問に答えると、即座に見積もり平均価格、最安値、最高価格が表示される。またたとえば、見積もりの理由で相場が知りたいと伝えておくと、同時に平均相場の全国の推移などの関連情報も示される。

家の解体費用は、木造2階建てで150万円程度とよく言われるが、家の大きさや木造か鉄筋かといった構造的な条件以外にも、立地などによっても大きく変化する。「解体の窓口」の記事によれば、たとえば、騒音を嫌う地域であれば大きな音が出ない工事を行うためのコストが上乗せされる。道が狭ければ重機の搬入や廃材の運び出しなどに余計な手間がかかる。古い家屋が密接している場合は周囲に損傷を与えない特別な工法や、万一損害を与えた場合の補償といった費用もかかるなど、素人にはなかなか判断しづらい部分が多い。

AI見積もりは即座におおよその金額が見られて便利だが、「解体エージェント」は、ほかの斡旋サービスとことなり、不動産や建設に詳しい専任アドバイザーが業者と仲介をしてくれるということだ。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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