海外

2024.03.07 11:00

米フォーブスが選ぶ「フィンテック50」に初選出された8社の事業内容

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Pulley(プーリー)

拠点:サンフランシコ
カテゴリー:ウォール街とエンタープライズ
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「キャップテーブル」と呼ばれる企業の所有権を明確にするための情報を把握するプラットフォームを運営している。創業者や投資家、従業員らがどれだけの株式を保有しているかを表すキャップテーブルは、スタートアップが資金調達を実施し、事業計画を作成する上で必須のデータとされる。

スタンフォード大学でコンピュータサイエンスを学んだイン・ウー(35)が2019年に設立し、CEOを務めるプーリーの現在の顧客数は4600社で、1年前から倍増した。同社は、最大25人のステークホルダーを追跡できる廉価版で年間1200ドルを顧客に請求し、最大40人のステークホルダーに対応し、毎年の409A評価(税務上必要な公正市場評価)が得られるプランを年間3500ドルで提供している。

プーリーの評価額は、2022年10月のシリーズBラウンドで2億5000万ドルとされ、Stripe(ストライプ)やファウンダーズ・ファンド、エラッド・ギル、ジャック・アルトマン、ウーの夫のアヴィチャル・ガーグなどから5000万ドルを調達している。
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forbes.com 原文

編集=上田裕資

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