宇宙

2024.03.05

オーロラが輝き黄道光が楽しめる3月の夜空、ワームムーンは半影月食を作る

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2024年3月は、北半球で星空観賞する人にとっては忙しい1カ月になる。春の訪れとともに、すばらしい空の景色が新たに加わる。水星と月食を同じ夜に見られる珍しい機会があり、オーロラと黄道光がこの季節で最高の姿を見せる。

2024年3月の星空鑑賞のハイライトを以下に紹介する。

1. 黄道光

時期:3月10日頃まで
場所:西の空

3月10日の新月は暗い空を象徴だ。2月29日の下弦の月(真夜中過ぎに昇る)から3月12日の細い三日月までは、空が晴れてさえいれば星空観賞に理想的だ。そして、太陽系に残された宇宙のちりに太陽光が反射する黄道光を見るのにも絶好だ。黄道光を観測するためには、北半球の非常に暗い場所にいる必要があり、日没の1時間ほど後に西の空を眺めると、ついさっき太陽が沈んだあたりに三角形の輝きが見える。

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2. 最も若い月

時期:3月12日の日没直後
場所:西の空

3月、最も細い三日月を見る最初の人になれるかもしれない。ただし、簡単ではない。この日の日没直後に、輝面比6%のスリムな三日月が西の空に見える。しかし、たちまち沈んでしまう。西の地平線が開けた場所で、まだ明るい夕暮れの空を双眼鏡で探す必要がある。すぐ下には水星があり、上には木星が明るく輝いている。

3. オーロラ

時期:3月中、暗くなってから
場所:主に北極圏(66度以北)の北の地平線

3月の春分(世界中で昼と夜の長さが同じになる)は、オーロラがより強く、より頻繁に出現する条件が揃う。しかし、オーロラを見るのに最適な場所はやはり北極圏のアラスカ、カナダ北部、アイスランド、ノルウェー北部、スウェーデン南部、フィンランド北部などとなる。

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翻訳=高橋信夫

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