「アップルが第2世代のVision Proを発売するのは、少なくとも18カ月先のことになるだろう。初期モデルに対する反応から考えると、一部の人々には長い待ち時間になるかもしれない」と彼は述べている。
筆者としては、第2世代モデルの発売が今から1年以内ということはあり得ないと考えている。初代Apple Watchの発売は2015年4月のことで、第2世代モデルの発売は、それから1年半が経過した2016年9月だった。また、初代AirPodsの発売は2016年12月で、後継機が発売されたのは2年以上後の2019年3月だった。
一方、Apple Vision Proは現在、米国限定の販売となっているが、アップルは、2024年中に英国を含む他の諸国でも発売すると述べており、遅くとも12月の発売が予想される。その場合、同社は初代モデルの発売からわずか数週間後に第2世代モデルをリリースすることをためらうだろうし、ある場所では初代が販売され、他の場所では販売されないということも避けたいだろう。
ガーマンは、第2世代モデルの発売が、最も早い場合で2025年後半になると予測しているが、著名アナリストのミンチー・クオは、2027年にずれ込む可能性もあると述べていた。「Vision Pro 2の量産開始は27年前半になる可能性があり、今後数年間はVision Proのハードウェアにアップデートがないことも考えられる」とクオは指摘していた。
クオは、廉価版のVision Proが2025年に発売されるかもしれないが、アップルがその計画を中止した可能性もあると述べていた。
これらの情報から言えるのは、Vision Pro 2に関しては、来年の発売を期待したいということのみだ。筆者個人としては、2025年の9月か10月になると考えている。
(forbes.com 原文)