Xbox、独占ソフト4本をPS・Switchで発売へ タイトルは公表せず

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今回の4本が他のプラットフォームで発売されること自体は大きな問題ではないが、マイクロソフトにとっては大きな変化を意味する。ポッドキャスト番組では、22分のうちの15分ほどを「複数のデバイス」でのゲーム体験に関する内容に費やした一方で、Game Passが対応するのはXbox(とPCとモバイル)だけだとの方針を改めて示した。
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つまり、PSやSwitchではGame Passは展開せず、個別のゲームを販売するのみということだ。ただし、それでは「Game Passの会員を増やす」という長年の目標には近づかないし、Xboxのゲーム機売り上げ増加にもつながらない。今後、さらに多くのゲームがPSやSwitchに展開されれば、Xboxハードの売り上げはさらに減るだろう。

ポッドキャストでは他にも、いくつかの新情報が発表された。マイクロソフトが買収したアクティビジョン・ブリザードの『ディアブロ IV』が3月28日、Game Passで配信される。一方、同じくアクティビジョン・ブリザードが手がける『Call of Duty』シリーズの次回作がGame Passで初日配信されるかは明らかにされなかったが、その可能性は低いとみられる。マイクロソフトは最後に、近くXboxの強力な新ハードウエアを発表すると予告し、同社がゲーム機市場から撤退しない意向を示した。Xboxが携帯型ゲーム機を発表するといううわさについては、公式情報はなかった。

ゲーム4本を競合ゲーム機で発売すること自体は、それだけ見れば大したことではない。しかし「複数のデバイスでゲームが遊べる!」というメッセージを20分間にわたり繰り返すのは、ひどい発表方法であり、マイクロソフトが何と言おうと、Xboxの将来について多くの疑念を生むものだ。もしマルチプラットフォーム展開を最初から4タイトルのみに限定するつもりなのであれば、そもそもやる意味がないだろう。
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マイクロソフトの発したメッセージは、まったくもって不可解だ。なぜ今回の発表をこうしたかたちでしたのか、見当がつかない。

forbes.com 原文

翻訳・編集=遠藤宗生

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