ニューウェーブがその主要パートナーである地元企業、Related Companies(リレーテッド・カンパーニズ)などの協力を得て運営する招へいプログラムでは、選出したアーティストに、使い道に拘束のない5000ドル(約75万円)を提供。ウェスト・パームビーチのダウンタウンにあるスタジオを最長8週間、貸し出している。
これまでに世界中から15人のアーティストを迎え入れてきたニューウェーブは2023年、ロサンゼルスを拠点とする韓国系米国人の写真家、エマニュエル・ハーンを招いた。
ニューヨーク大学スターン・スクール・オブ・ビジネスで学び、近年になって写真の世界に足を踏み入れたハーンは、歴史と西洋・韓国の芸術、そして自らの記憶をもとに、文化的アイデンティティと移民の経験をテーマとする活動を行っている。
ガヴラクはニューウェーブの今後について、最も楽しみにしているのは、前出の地元企業や施設に加え、アートスペースのThe Bunker(ザ・バンカー)やNorton Museum(ノートン美術館)といった素晴らしいパートナーたちとの関係を深めていくことだと語っている。
(forbes.com 原文)