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2024.02.28 15:30

世界各国のフォーブスから届いた おすすめ記事11選

photograph by Tomáš Thurzo

photograph by Tomáš Thurzo

Forbes JAPAN2月号は、「『地球の希望』総予測」特集。戦争、気候変動、インフレなど、世界を揺るがすさまざまな事象が起きる「危機と混迷の時代」。2024年の世界と日本の経済はどうなるのか? 世界で活躍する96賢人に「今話したいキーワード」と未来の希望について聞いた。

今最も活躍する人物や企業など、各国 Forbes 編集長一押しの記事を紹介!


スロバキア|レトロと近未来感が同居する気鋭の若手写真家

Photograph by Maria Svarbova

Photograph by Maria Svarbova

Forbes Slovakiaは写真家マーリア・シュヴァルボヴァーのインタビューを紹介。彼女はスロバキアの社会主義時代に建築されたプールを舞台にした「Swimming Pool」をきっかけに国際的な人気に。幾何学とパステルカラーの独特な世界観が魅力で、Forbesの世界長者番付に登場したひとりも彼女の作品のファン。最も高く評価された作品は約2万ドル(日本円で約290万円)で売れ、日本では村田製作所の広告写真も手掛けている。
photograph by Tomáš Thurzo

photograph by Tomáš Thurzo

アフリカ|俳優イドリス・エルバのアフリカへの思い

photograph by Alex Piper

photograph by Alex Piper

ハリウッド映画『マンデラ 自由への長い道』や『ビースト』に出演している俳優イドリス・エルバは起業家の顔をもつ。アフリカの映画人材を育成し、現地住民によってつくられたコンテンツを世界に届けようと事業を立ち上げた。さらに、妻のサブリナとアフリカの農村へ米の生産支援や資金援助を行うほか、故シエラレオネ大統領の孫であるスティーブンスとインフラ開発会社を共同設立し、シエラレオネの都市開発に力を入れている。

イタリア|安全性と持続可能性に優れた原子力スタートアップ

photograph by Newcleo

photograph by Newcleo

物理学者だった創業者のステファノ・ブオノは小型の原子炉の開発・商業化を目指し2021年にNewcleoを設立。設置場所まで輸送できる超小型の第四世代の原子炉を開発しており、冷却には水の代わりに鉛を使うため安全性に優れ、他の原発からでる廃棄物を燃料に使い持続可能性にも配慮している。4億ユーロ(日本円で約630億円)を調達済みで、23年3月には10億ユーロの増資を開始した。最初の商業用原子炉は2032年にイギリスで稼働する予定。

カザフスタン|ひとつで多くのジムやスタジオの利用ができるアプリ

photograph by Andrey Lunin

photograph by Andrey Lunin

1Fit創業者のムラト・アリカノフは、ひとつのメンバーシップに登録するだけで多くのジムやスタジオを予約することができるアプリをローンチ。手軽にいろんなスポーツを楽しめると人気を集め、カザフスタンで最も成功したスタートアップのひとつだ。

ルーマニア|「15分都市」で大成功したデベロッパー

photograph by Forbes Romania

photograph by Forbes Romania

冷戦崩壊後、一進一退だった首都ブカレストの再開発。不動産デベロッパーOne United Properties は「都市のなかの都市」というコミュニティをコンセプトに、ランドマークを中心に15分でどこでもアクセスできる「15分都市」をつくる。
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構成=川上みなみ

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