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2024.02.03 18:00

Apple Vision Pro実機レビュー、私たちは「ようやくここまできた」

米国時間2月2日、Apple Vision Proが全米で発売された(Apple)

Apple Vision Proを自宅でセットアップ

自宅に帰ってApple Vision Proを箱から取り出し、娘とベビーシッターに見せた。そして、デバイスと一緒に少しバカげた写真を撮ることにした。何枚か撮ったそのうちの1枚はソファに座って愛犬とじゃれているものだった。私たちはただ楽しみたかったのだ。
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家族とのくつろいだ時間を楽しんだ後、私は自分のデバイスのセットアップを始めた。バッテリーを接続した後は、大忙しとなった。Optic IDとApple Payを設定した。Persona(ペルソナ、ユーザーを3Dで再現するデジタルアバター)の設定は後にすることにした。なぜなら、良い照明があるときにじっくりと座って設定したいと思ったからだ。PersonaとしてFaceTimeやZoomに登場するときには、できる限り最高の自分のPersonaになるように、できるだけ不気味でない自分の姿を登録したいと思ったからだ。セットアップメニューに従い、デモを見て、アプリをダウンロードし始めた。

私は『Loona』というゲームアプリと、大好きな『Super Fruit Ninja』をダウンロードした。次にLowe'sのアプリ、PGAのアプリ、ワーナーのMaxアプリ、さらに『Zillow Immerse』という仮想家探しアプリ、Mytheresaの高級品ショッピングアプリ、そしてJ. CrewのVirtual Closetアプリなどをダウンロードした。

セットアップ後の1時間、私は空間ゲームを大いに楽しんだ。
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Zillowで数百万ドル(数億円)の家を見たり、家族の休暇を撮影した空間ビデオを見たりした後、ショッピングを楽しむことにした。Balmainのゴージャスなスパンコールドレスを眺め、J. Crewのアプリで買い物をすることにした。かわいい黒の厚底シューズを買おうとサイズを選んでカートに入れ、Apple Payで購入した。とても簡単で楽しい体験だった。

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翻訳=酒匂寛

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