待望の『イカゲーム』シーズン2が配信へ、予告動画と場面写真が公開

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Netflix(ネットフリックス)は2月1日、2021年の初放送時に世界的大ヒットを記録し、多くの賞を受賞した『イカゲーム』のシーズン2の予告編動画の一部と場面写真を公開した。

ネットフリックスは、2024年に配信を予定している新シリーズや映画の予告編をまとめた映像の末尾で、『イカゲーム』最新作の14秒のクリップを紹介した。シーズン2は年内に公開予定とされているが、配信開始日はまだ明かされていない。

このクリップで描かれた場面は、シーズン1のエンディングの直後と思われるシーンで、ドラマの主人公であるソン・ギフンが謎に満ちた命がけのサバイバルゲームの主催者を見つけることを誓っている。ネットフリックスはまた、シーズン2に登場する新キャラクターや、ギフンを含む出演者らの最新のスチール写真を公開した。

『イカゲーム』のシーズン2には、『スマホを落としただけなのに』や『パイレーツ: 失われた王家の秘宝』、『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』などの、ネットフリックスで配信されている他の韓国ドラマから数人のキャストが新たに出演する。

このドラマのクリエーターで監督、脚本家のファン・ドンヒョクは、12年もの時間をかけてこのドラマを世に送り出したことで知られている。2021年のインタビューで彼は「このドラマがブームになる前に、もしもシーズン2の制作が決まったら、外部の脚本家チームや経験豊富な監督の手に委ねることを考えていた」と語っていた。

『イカゲーム』の累計視聴時間は22億時間とされており、ネットフリックスで史上最も視聴されたシリーズとなっている。

このドラマから着想を得て制作されたリアリティ番組の『イカゲーム:ザ・チャレンジ』では、出場者が賞金456万ドル(約6.7億円)をかけてトーナメントを戦った。同番組の出演者は、極寒の中で行われた撮影中に低体温症や神経損傷を経験したと主張し、昨年末にネットフリックスと制作会社を提訴する構えを示していた

『イカゲーム』は、経済的苦境にあえぐ父親ギフンが、456億ウォン(約50.5億円)の賞金をかけたサバイバルゲームに参加し、その過程で同様に問題を抱えたプレイヤーたちと出会い、交流する姿を描く内容だった。この作品は多くの視聴者の共感を集め、グロテスクな描写が注目されたことも相まって、ネットフリックスが始まって以来の人気シリーズとなった。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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