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2024.02.02 09:30

iPhoneの新セキュリティ機能に問題か、「利用頻度の高い場所」はすべて安全ではない

その中には、行きつけの飲み屋があるかもしれない。そこはセキュリティをオフにできるべき場所ではない。しかし、アップルは、35カ所すべてが盗難デバイスの保護に影響を与えるほど重要だとは考えていないと私は信じている。もっとスマートな仕組みが働いているはずだ。

私も自分のiPhoneがどこを「利用頻度が高い」と考えているかをチェックしてみた。調べるには「設定>プライバシーとセキュリティ>位置情報サービス>システムサービス(下の方までスクロールすると出てくる)」へと進み「利用頻度の高い場所」をタップすると、利用頻度が高いとiPhoneが考えている場所の数が表示される。

私には11月以降、248カ所の利用頻度の高い場所があった。アップルがこのごく一部でも考慮に入れることは考えにくい。とはいえ、何が重要で何がそうでないかをコントロールできないということは、アップルが正しい判断をすることに頼るという意味だ。私は、そうしてくれると確信している。

解決方法はシンプルだ。もし馴染みのない場所で、特別なセキュリティ設定が有効になっていないことがわかったら、上に書いた方法で「利用頻度の高い場所」の設定へ行って無効にすればよい(この場合、たとえ自宅にいてもセキュリティ設定の変更には遅延が働くようになる)。

私は、有効のままにしておくつもりだ。もう少しユーザーがコントロールできた方が良いとは思うが、これが致命的問題になるとは思えない。そしてアップルは3月のアップデートを準備中であり、そこでは、どこにいてもセキュリティ設定変更の遅延を有効にできるようになると予想されている。

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forbes.com 原文

翻訳=高橋信夫

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