社長チップスの創業者であり代表取締役の⻄川世⼀氏は、梱包材料製造会社を経営していた父の苦労を見て育った。「社長に夢があっても仲間が集まらない、夢や思いを届ける手段や場所がない状況」を肌で感じた西川氏は、後に、お菓子をメディアとして使う商品プロデュースなどを行う企業エスプライドを2005年に創設。そこで、中小企業の社長を野球カードのように紹介する社長カードが入ったお菓子『社長チップス!』を生み出した。そして2022年に社長チップスを法人化した。
学生たちは、就職活動を開始してから企業情報に触れ、会社のことをじっくり見て考える時間もなく、「とりあえず」と決めてしまう可能性があるという。それを、「子どものころから楽しく身近に企業のことを知る機会を提供」することで改善しようというのが『社長カード図鑑』の狙いだ。これを学校の授業に取り入れれば、教師の負担を減らすと同時に、いろいろな角度から職業や仕事について「リアルな学び」が可能になり、子どもたちが仕事や働き方を主体的に考える機会になると同社は話す。
また同社は、中小企業の社長を学校に招いて講演を行う「うまCEO学園」(うましおがくえん)を全国で開催し、経営者は失敗や恥ずかしい部分も見せて「チャーミング」な存在になるべきとの考えに基づく「Charming Chairman’s Club」を立ち上げ、経営者の人間的な魅力を引き出す活動も同時に行っている。
クラウドファンディングはCAMPFIREにて、2024年2月29日まで実施されている。リターンは『社長カード図鑑』の現物以外にも、図鑑にスポンサーとして名前を掲載してもらう権利などもある。集めた資金はCAMPFIREの手数料を除いた分が『社長カード図鑑』の制作と送料に充てられる。リターン送付は2024年4月を予定。
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