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2024.01.27

グーグルが2回目の「休眠アカウントの削除」について警告、条件変更に注意

グーグルは休眠アカウントが削除される正確な日付を知らせるメールを送っている(Getty Images)

グーグルはすでに、GmailとGoogleフォトの休眠アカウントの削除を2023年12月から行っているが、多くのユーザーがこの一括コンテンツ削除の第2段階がいつになるのかを気にしている。グーグルによるアカウント削除の第1ラウンドは、2年間以上、1度も使われていないアカウントのみが対象だった。では次のデータ削除の対象になるのはどんなアカウントなのか? 新たにグーグルから送られてきたメールは、詳細を明らかにするとともに、少々混乱を招いている。

グーグルの「2年間非アクティブのポリシー」は変わったのか?

1月24日、私は持っている非アクティブなGoogleアカウントの1つが、Gmail、GoogleフォトおよびGoogleドキュメントのコンテンツとともに削除対象になっていることを告げるメールを受け取った。日付は重要で、メールには「あなたのGoogleアカウントは8カ月以上使われていません」とあり、アカウントを保持したければ「2024年9月20日までにサインインする」ようにと書かれている。簡単な計算をすると、非アクティブの8カ月に、削除期限である9月20日までの8カ月を足すと16カ月になる。しかし、改定されたグーグルの「無効なGoogleアカウントに関するポリシー」には「2年の期間内に使用されていないGoogle アカウントは無効とみなされます」と書かれている。2年と16カ月とでは、8カ月も違う。 

私はグーグルに連絡をとり無効なアカウントの定義について説明を求めた。GmailやGoogleフォトの大切なコンテンツを安全に保つ方法について以前の指示を信じているユーザーは、予定より8カ月も早くコンテンツが削除されることになりかねない。
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翻訳=高橋信夫

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