テクノロジー

2024.01.26 15:30

「生成系AIの存在感大」CES 2024 参加者たちの声

白神 賢

Cellid CEO

■CES参加回数
3回目
昨年、一昨年は、JETROのJ-Startup/JAPANパビリオンに、J-Startupとして選定いただき出展させていただいたが、今回は初の独自ブースにて出展。
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■出展内容
Cellidは、ARグラス用のディスプレイの開発をしている。当社は、一般的なメガネの形状に近づけることができる「ウェイブガイド方式」を採用し、世界最大級の視野角(FOV)を実現している。
CESでは、初披露となる最新のプラスチック製フルカラーウェイブガイド製品、また最新世代のガラス製ウェイブガイド製品の展示と、各製品のARグラスデモを用意し来場した方に実際に体験いただいた。
ARグラスデモについては、ARグラスの利用シーンがわかるデモ(渋谷の街案内、音声認識、カレンダーやメッセージの表示など)を実施した。

■CES 2024の全体感想
我々が取り扱っているから余計目についたのかもしれないが、AR, VR, XRに関連する製品を展示されている企業は多く、今後マーケットが拡大していく可能性を実感した。

■2024、自社の手応え
他のARグラスを体験したこともある方も多数体験いただいたが、皆口を揃えて「映像が他社より断然キレイ」とおっしゃってくださったのと、レンズの「薄さ」と「軽さ」に大変驚いていらっしゃって、我々の製品力を実感することができた。また業界問わず、自社サービスでの活用を検討されたいという方も多くいらっしゃったので、様々な分野での活用の可能性が実感できた。
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一番右の画像が離れた距離からブースを撮ったもの。周りのブースに比べて、我々のブースには常に多くに人が訪れていて、ARグラス自体への関心の高さも確認することができた。 グローバルの名だたるIT企業の方々も数多く訪れていただいた。



■学び
これまでの展示ではARグラスは何に使うのかという質問が多かったが、いくつかの使用例のデモを体験いただくことで、実際の使用の仕方のイメージがつき、自社のサービスでこう使えないか?と具体的なディスカッションにつながるケースが多かった。
ARグラスという現時点では一般に使われてないデバイスであるからこそ、我々が使い方含めて、パートナー/消費者の方へ伝えていくことが重要かと認識した。

我々の製品を体験されたいろいろな国の皆様が驚きと喜んだ表情を見せていただいたので、確実にglobalのお客様にWowを感じていただける新しいデバイスになると実感、より普及を加速するようビジネスのアクセルを踏んでいきたいと思っている。

白木裕士

TechMagic 代表取締役社長

■CES参加回数
初参加。

■出展内容
2023年10月に大阪王将に導入開始された調理ロボットをCES FoodTechゾーンに展示。
15分毎に自動調理デモを実施。(ジャパンパビリオンにも出展させていただいたが実機は設置できずブースのみ)



■CES 2024の全体感想
AIを利用した製品の多様化。
AIはより個別最適されたユーザー体験を提供し、生活をより便利に効率的にする可能性が示された展示会だったと思う。

■自社の手応え
調理ロボットの実演調理デモを高頻度で行い、世界中のメディアに取材いただいた。米国市場への進出に向けた重要な足掛かりになる販売代理店や顧客候補との関係構築も進めることができ、非常に有意義な成果を得られたと感じた。



■学び
韓国の勢いを出展社数、来場者数、CES周辺の広告などから感じた。
展示会期間中に業界関係者が集まるカジュアルイベントでお酒を飲みながらの出会いが重要で成果があった。
次ページ > longevity やbabytech、digital healthの可能性

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