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2024.01.27

Googleフォト内の「似た写真」をAIがまとめる機能が本格リリース

Shutterstock.com

グーグルは、昨年11月にアナウンスしたフォトスタック(Photo Stacks()機能を、より多くのユーザーに向けて展開し始めた。この機能は、Googleフォトのアルバム内の似た写真を人工知能(AI)がグループ化し、1つのサムネイル写真の下にまとめるものだ。

個別の写真はメインの写真ビューから非表示になるが、「トップピック」に選ばれた写真が、グループを代表するサムネイルとして表示される。この機能を有効にすると、アルバム内の写真の見え方が大幅に改善され、似たような画像ばかりが並ぶことを防げるようになる。

ただし、フォトスタックの問題点として、デフォルトでは「トップピック」の写真のみが表示されるため、アルバム内の特定の写真を見つけるのが困難になることが挙げられる。この場合は、何気なくアルバムをスクロールしていても、その写真がまったく目に入らなくなる。これが煩わしい場合は、フォトスタックを完全にオフにすることも可能だ。

ユーザーは、トップピックとして表示される写真を別のものに変えたり、それ以外の写真を一括で削除することも可能だ。また、特定のスタックにふさわしくない写真を、手動で削除することもできる。さらに、写真をワンタップでアニメーションに変換することも可能だ。

フォトスタック機能を利用する場合は、Googleフォトアプリを開き、その他アイコンをタップして、「類似した写真をグルーピング」をオンにする。詳しい使い方は、Googleフォトのヘルプのコーナーに記されている。

この機能は、すでに大規模なロールアウトが始まっているものの、残念なことに一部のユーザーはまだ利用できない状態だ。気になる人は、ポップアップで表示される通知を待つか、アプリ内にこの機能が追加さているかどうかを確認してみるといいだろう。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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