働き方

2024.01.23 14:30

米国で今年「最も需要が高まる職務」トップ10 LinkedIn調査

5. 持続可能性アナリスト

組織の環境・社会・ガバナンス(ESG)の取り組みを評価し、効率性や責任あるリソースの利用、前向きな社会的影響に関する機会を特定する。最も一般的なスキルは持続可能性についての報告、企業の社会的責任、データ分析

6. 高度医療専門職

評価の実施や病状の診断、治療法の指示など、患者にプライマリーケアを提供する医療資格を持つ専門家。最も一般的なスキルは電子カルテ(EMR)、高度心肺蘇生法(ACLS)、一次救命処置(BLS)

7. 多様性・包括担当副社長

組織内の多様性や公平性、包括に関する方針策定と実施を通じて、包括的な職場を育成する。最も一般的なスキルは多様性トレーニング、地域社会への働きかけ、多様性プログラムの開発

8. 人工知能コンサルタント

事業運営や製品提供におけるAI技術の導入について組織に助言する。最も一般的なスキルは機械学習、深層学習、自然言語処理(NLP)

9. リクルーター

募集している職務に適任の候補者を探し出して評価し、条件を満たす候補者の採用を支援する。フォーブスのデータでは、営業、法務、ヘルスケアを専門とするリクルーターが特に求められている。最も一般的なスキルは履歴書の精査、面接、経営幹部採用

10. 人工知能エンジニア

従来は人間の知能を必要としていたタスクを実行できるインテリジェントシステムを構築するために、プログラミング言語を使用して、AIモデルやアルゴリズムを開発・実装・訓練する。最も一般的なスキルは機械学習、深層学習、自然言語処理

LinkedInの最新レポートでは、2024年に米国で最も需要が高まる25の職務を明らかにしており、今後の労働力で中心的な役割を果たす職をはっきりとさせている。求められるスキルが急速に変化する中、需要が高まっている職務が何なのかを理解することは、刻々と変化する雇用環境でキャリアを積むための鍵となる。

forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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