その一環として1月17日より、「EYE」が見る宇宙の景色を体験できるWebアプリケーション「EYEコネクト」サイトを、ソニーが公開した。「EYEコネクト」は、EYEの今後の軌道を予測し、実際に見えるであろう宇宙の景色を体験できるというもの。実際の映像というわけではないが、「こんな写真が撮影できるかも」ということを体験し、画像として保存できるようになっている。
利用は無料だが、ソニーアカウントが必要。PCでの操作が可能でブラウザーはChromeとEdgeでの動作確認がされている。今後、スマホやタブレットでの操作もできるよう開発中だ。
さらに、2月より実際にEYEへ撮影指示を送り、宇宙から撮影できる期間限定サービス「宇宙撮影体験」を開始。EYEコネクトを利用して、EYEの位置などをシミュレーションしながら、シャッターを切る位置をリクエストし、後日撮影した写真が入手できるというもの。2月13日より募集を開始し、3月中に30組への提供を予定している。募集ページは後日公開予定だ。
EYEは姿勢制御に問題があり、常に太陽に背を向けた状態になるようになっている。そのため、実際に撮影する際のアングルはシミュレーションとはズレる可能性はあるものの、雲に覆われていたり、オーロラが発生していたりと、地球のリアルな表情を捉えた、どんな写真に仕上がるのかというワクワク感は非常に高いはず。EYE自体の寿命は2024年度中とのことで、何度かこの撮影体験を予定しており、まずはシミュレーションを体験し、撮影体験にも応募してみては?
出典:ソニー「宇宙とつながる感動体験の実現に向けた新サービスを開始」より