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2024.01.20 09:00

新年の抱負、どうすれば毎日の習慣にできる? 5つの方法

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「まだ1月半ばだというのに、もう新年の抱負を守れそうにない」――大丈夫、あなただけではない。毎年多くの人が同じ経験をしている。抱負というのはつい立てたくなるもので、学校でも子どもたちに奨励しているが、達成可能かどうかを考えることが重要だ。あなたの抱負はどうだろうか?

挫折しないためのカギは、日課に簡単に取り入れられる抱負を選ぶこと。といっても抱負そのものを変える必要は必ずしもなく、自分のスケジュールに合わせて、より簡単で現実的なものに再定義すればよい。本稿では、新年の抱負を無理のない日常習慣に変えるのに役立つ実践的な方法をいくつか紹介する。

1. 「北極星」を定める

明確な年間目標を設定し、その目標の達成がなぜ自分にとって重要なのかを書き出すことが大切だ。目標達成後の自分を思い描けているか。すべての目標を目的に結びつけることができているか。この目的は、1年間あなたを導く北極星のような存在となる。

2. 小さなことから少しずつ始める

いきなりがらりと習慣を変えるのではなく、達成可能な小さな一歩から始めよう。たとえば生産性向上を目指すのなら、毎朝15分だけ最優先タスクに集中する時間を確保することから始めるといい。運動する場合も、無理して1時間のエクササイズを週に2回行うよりも、毎日15分ほど体を動かすことから始めてみるといい。

3. 習慣を既存の日課に固定する

新しい習慣を身につけるには、既存の日課を出発点にすると効果的だ。取り入れたい新しい行動を、すでに習慣化した行動に関連付けることで、移行がスムーズになる。たとえば読書量を増やしたければ、夕食後に家族で過ごす時間の一部を読書に充ててみてはどうか。通勤中にオーディオブックを聴くのもいい。友人や家族の協力を仰ぎ、一緒に読書をしたり、目標に向けた進捗を確認してくれる「アカウンタビリティー・パートナー」としてサポートしてもらったりもできる。
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翻訳・編集=荻原藤緒

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