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2024.01.25

理工系学生4万人を、憧れのエンジニアに コグナビ新卒が変える職業観と製造業の未来

フォーラムエンジニアリングが2018年にローンチした「コグナビ新卒」。機電系エンジニアの派遣業を本業とする同社が、理工系学生向け就職支援に乗り出した狙いとは。

「すべての理工系学生に機電系エンジニアとしてメーカーへ就職してもらう。それが『コグナビ新卒』のミッションです」

機械・電気系エンジニアに特化した派遣事業を行うフォーラムエンジニアリング。佐藤勉は社長就任以来、メーカーが必要としているスキルとエンジニア社員がもつスキルをマッチングするシステムを構築してきた。

そんな同社が、理工系学生のエンジニア就職支援サービス「コグナビ新卒」を立ち上げたのは2018年のこと。背景には、機電系エンジニアの慢性的な不足がある。

日本の労働力人口約6,000万人のうち、機電系エンジニアはわずか約64万人。この数字も少子高齢化にともない減少傾向だが、機電系エンジニア不足の原因はそれだけではない。

理工系のなかの機電系学部の卒業生は毎年約4万人。ところが機電系エンジニアとしてメーカーに就職するのは、そのうち6割程度。残りは金融やコンサルティング等、給与水準の高い、大学で学んだこととは全く違う職種に就職してしまうという。しかも、その職種に就職した学生の多くは数年内に辞めてしまう実情がある。学生時代に履修した理工系分野を生かせない土俵は、ミスマッチも起こりやすい。

佐藤は「機電系エンジニアという職種が、かっこいい仕事として映っていない」ことも問題だと指摘する。

「特にBtoBメーカーのかっこよさは学生にはわかりにくいもの。ただ、それはメーカー側のアピール不足もあると思います。例えば『当社が手がける海底ケーブルは1,500トンの水圧に耐える』という説明ではピンとこなくても、『アフリカゾウ300頭が踏んでも壊れないケーブルだ』と聞けば、それを担う機電系エンジニアのかっこよさがダイレクトに伝わりませんか?

そして大学側も、学生が苦労して学んでいることが魅力的な仕事につながることを教えていません。何のために勉強しているのかわからないままでは自信がもてず、勉強も途中で嫌になってしまうでしょう。ですが『この履修科目がこんな仕事に結びつく』と具体的に示してあげることができれば、勉強に向かう学生の目の色が変わります」
「機電系エンジニアの仕事はかっこいい。 すごいものを生み出す彼らこそ日本再興の主役」と語る、フォーラムエンジニアリング佐藤勉社長

「機電系エンジニアの仕事はかっこいい。 すごいものを生み出す彼らこそ日本再興の主役」と語る、フォーラムエンジニアリング佐藤勉社長

スキルで学生と企業をマッチングする

では具体的に、どのようにして理工系学生をメーカーに就職させるのか。

コグナビ新卒最大の特徴は、エンジニアとメーカーを「スキル」でつなげる点にある。大学での履修課目や実験・実習を通じて学生が身につけたスキルと、各企業・各部署が求めるスキルを、AIが瞬時にマッチングさせるコンセプトだ。

「本来、新卒採用の場面で問われるべきはスキルであり、大学で何を学んだか。それが世界の常識です。面接でバイト経験や座右の銘を聞かれるのは日本だけ」

マッチングサービスの頭脳を担うのは技術用語を機械学習するAI「kokuu」だ。kokuuは、製品・部品、技術・ツール、職種・工程、学問的知識の4分野から構成された技術要素に係る技術用語を辞書化するテクノロジー。17万8,000語の技術用語を認識する能力をもち、技術用語どうしを「関係線」で結び、それぞれの線が関連する度合いを明らかにする。「関係線」の数は15万本にも及ぶ大規模なデータを有する。

学生が保有するスキルや経験を技術用語のツリー構造として可視化した「スキルツリー」を自動作成。一方、機電系エンジニアの採用を検討する企業側でも、部署ごとに必要とされるスキルを技術用語で整理した「テクニカルツリー」を作成する。

学生の学びを可視化したスキルツリーと、企業が求める要件を可視化したテクニカルツリー。両者のマッチングを通じて、学生は自分の学びが生かせる魅力的な仕事を、企業側は各部署が求めるスキル要件に合致した学生を見つけることが可能に。職のミスマッチも回避できる。

さらに、学生と企業が想像しなかった出会いの可能性を広げる点も見逃せない。両者にわずかでも関連性があれば、マッチング候補として提案されるためだ。

「極端な話、17万8,000語ある技術用語のうち1つでも学生と各部署をつなぐものが見つかれば、マッチングが成立する可能性があります。技術用語を共有する人間どうしなら面談時の話も弾むでしょう。人の力でピンポイントの技術用語のマッチングを見つけるのは難しい。でも人工知能なら実現できると考えています」

2023年6月には、同社初の海外子会社「コグナビインディア」がインド新卒学生向けジョブポータルサイトをオープンしたことが話題に。AIによるマッチングサービスが海外でも注目されている証左だ。

機電系エンジニアが日本を再興する

コグナビ新卒を語るうえでもうひとつ欠かせないものがある。8年前から開催している「エンジニア職セミナー」だ。これは元メーカーエンジニアを講師として大学3年生を対象に行うもの。すでに理工系学科のある大学140校のうち120校以上で実績があり、コグナビ新卒の会員は同セミナーを全員受講している。

興味深いのは、大学の就職課ではなく「教授」単位でアプローチをかけ、大学内の認知を得ていること。セミナーは、コグナビ新卒を活用しながらゼミで学ぶ教授の研究領域がどんな仕事に結びつくかを体験してもらう内容だ。これが「就職に結びつく」と教授陣からの高評価を獲得。今では約8割のセミナーが大学内で単位取得可能な授業として開催されている。

「就職課からも『1年生の履修科目選びにコグナビ新卒を使えないか』という相談が寄せられるようになりました。つまり『こんな仕事につきたいならこんな課目を履修するといい』と指導する目的でコグナビ新卒を利用するアイデアです。確かにそれは、面接対策やエントリーシート対策より有効な就職指導だと思います。希少価値が高い機電系エンジニア人材の就職率は100%。ならば、こだわるべきは『どの企業に行くか』のはず。そのための準備に、早いうちからコグナビに触れてもらえたら」

コグナビ新卒に登録する24年卒学生は、23年卒比で59%増加した(9月末時点)。機電系学生4万人が全員メーカーに就職し、機電系エンジニアの母数が増えれば、自社の根幹事業である派遣事業にも恩恵があることは想像に難くない。

だが、佐藤が見据えるのはさらに先の未来。前途ある機電系エンジニアが担うものは、製造業の再興。ひいては「ものづくり大国」日本の再興だ。

「ものづくりは日本の産業の要。コグナビ新卒に掲載しているメーカーは大手ばかり1,400社です。毎年4万人の理工系学生をそこに就職させることができれば、日本は変わる。私はそう信じています」

さとう・つとむ◎アメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニーを経て、1984年にスタッフサービスに入社。42歳だった2006年に代表取締役就任。同社を日本最大手の人材派遣会社に成長させる。2008年、フォーラムエンジニアリングに入社し、取締役副社長に就任。2017年11月から現職。

フォーラムエンジニアリング
https://www.forumeng.co.jp/service/graduate/

Promoted by フォーラムエンジニアリング | text by Yusuke Higashi | photographs by Shuji Goto | edited by Masako Kihara (Highkicks)

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