バレンタインにサステナブルなカカオのビールを

リリースベース(松村)

プレスリリースより

チョコレートの原料となるカカオの皮(カカオハスク)は、口当たりが悪いために廃棄されている。それはもったいないと、アサヒグループはカカオハスクをアップサイクルして醸造されたクラフトビールの販売を開始した。バレンタインデーのプレゼントに、ちょっと変わった、おまけに社会的に意味のあるものを探しているなら、カカオ由来のサステナブルなクラフトビールはどうだろう。
カカオハスク

カカオハスク

アサヒグループのサステナブル事業を行うアサヒユウアスは、これまでに白化した養殖サンゴや間伐材をアップサイクルして作ったエコボトルや、収穫後の綿花や屋久杉の倒木などをアップサイクルした「森のタンブラー」シリーズなどを開発し数量限定で販売してきた。また、廃棄コーヒー豆、パンの耳、売れ残ったイチゴなどからクラフトビールの製造も行ってきた。
「森のタンブラー 屋久杉」(完売)

「森のタンブラー 屋久杉」(完売)

今回発売になったのは、カカオハスクを使ったクラフトビールとタンブラー。カカオハスクのアップサイクルを行う「CACAOMOIプロジェクト」の一環で、全国のクラフトビール醸造所に、それぞれの特徴を活かしたビールを作ってもらった。タンブラーは、カカオハスクと間伐材、それにメニコンのコンタクトレンズの製造工程で廃棄されるポリプロピレンが使われた(つまり新規プラスティックの使用はゼロ)。業務用の食洗機で何度も洗って使える強度をもたせるために、山中漆器の職人の技術を使った「塗り」も施されている。

参加したクラフトビール醸造所は、Yellow Beer Works(福島県)、GROUNDTAP BREWERY(愛媛県)、さかい河岸ブルワリー(茨城県)、大根島醸造所(島根県)、ぬとりブルーイング(埼玉県)、ふたこビール醸造所(東京都)、BREWMIN'(富山県)、本庄銀座ブルワリー(埼玉県)の8社。

以下のセットが用意されている。

●CACAOMOIタンブラー(1個)とCACAOMOIクラフトビール3種類セット(本庄銀座ブルワリー、さかい河岸ブルワリー 、大根島醸造所):3520円 

●CACAOMOIタンブラー(1個)とCACAOMOIクラフトビール5種類セット(Yellow Beer Works、GROUNDTAP BREWERY、ぬとりブルーイング、ふたこビール醸造所、BREWMIN'):4840円

●CACAOMOIタンブラー(1個)とCACAOMOIクラフトビール全8種類セット:8250円

●CACAOMOIタンブラー(1人3個まで):2090円

すべて税込価格、送料別。購入はアサヒユウアスの「SUSTAINABLE CRAFT ONLINE SHOP」から。すべて予約販売で、1月31日までに注文すると2月14日までに配達される。ビールは各醸造所でも個別に販売されるということだ。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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