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2024.01.17 08:15

つけ置き不要の洗濯槽クリーナー、強力な発泡で汚れを落とす:ミニレビュー

写真 = 加藤肇

写真 = 加藤肇

先日、洗濯機の洗濯槽をしばらく掃除していないことに気付いてしまった。

我が家のドラム式洗濯乾燥機は、購入から約1年半が経っている。たしか購入後半年くらいのタイミングで、衣料用塩素系漂白剤を使って槽洗浄コースで掃除したのが最後だから、これはマズい……。今のところ、ニオイは発生していないが、洗濯槽の裏側に洗剤カスや汚れ、カビが溜まってしまっている可能性は高い。

ただ、槽洗浄コースは時間と手間がかかるのが難点。また、塩素系漂白剤を使うと、部屋を換気していてもしばらくは塩素臭が抜けないことも、私が掃除から目を背けてきた要因だ。
写真 = 加藤肇

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何か優れた洗浄剤がないかと探し、見つけたのが「カビトルネード Neo 洗濯槽クリーナー」(以下、カビトルネード Neo)だ。

使い方はシンプル。つけ置きが不要で、掃除時間を短縮できる

ドラム式用の洗濯槽クリーナーは塩素系が多いようだが、カビトルネード Neoは酸素系なのが特徴だ。過炭酸ナトリウムに発泡促進剤を加えることで化学反応による強力な発泡が起こり、その泡が洗濯槽に付いたカビや汚れなどを剥がし落とす仕組みになっているのだという。
写真 = 加藤肇

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使い方はとてもカンタンだ。パッケージにはA剤(過炭酸ナトリウム)とB剤(発泡促進剤)の大小2つの袋が入っているので、空の状態にした洗濯槽内に2つとも全量を投入。その後、洗濯機の「標準コース」で洗いとすすぎ、脱水を行なうだけだ。
写真 = 加藤肇

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嬉しいのは、洗浄成分入りの水にひたすことで汚れを落ちやすくする「つけ置き」の工程が不要で、掃除にかかる時間を短縮できることだ。前回、槽洗浄コースで掃除した時は約3時間かかった記憶があるが、今回は約45分で完了した。掃除はこまめに行なうのがベストだから、手軽にできることには価値がある。

塩素、界面活性剤、アルコールは不使用だから、乳幼児のいる家庭でも安心

また、掃除完了後に塩素のツンとする臭いがまったくしないのも、私にとっては評価ポイント。塩素だけでなく、界面活性剤とアルコールも使われていないので、乳幼児のいる家庭でも安心して使えるだろう。さらに、発泡促進剤を入れると過炭酸ナトリウムは酸素と水に分解されるため、排水による環境への負荷が低いのも気分が良い。
写真 = 加藤肇

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さて、気になるのは掃除の効果だが、洗濯槽の裏側は目視できないため、正直、実感はできない。

ただ掃除後、排水の糸くずフィルターに通常よりもかなり多めのゴミが溜まっていたので、洗濯槽の裏側から剥がれ落ちたのだろうという推測はできる。カビトルネード Neoには縦型洗濯機用もラインアップされていて、そちらは掃除中に剥がれ落ちた汚れを実際に見られるため、効果を実感しやすいと思われる。

カビトルネード Neoのネット通販での実売価格は600円程度。価格は少し高めだが、メリットを考えるとコスパは良いと感じる。今後も、3カ月に1回くらいのペースで使い続けていこうと思う。

●製品名:カビトルネード Neo 洗濯槽クリーナー ドラム式用

●原材料:過炭酸ナトリウム、抗菌剤(銀ゼオライト)、発泡促進剤


注:記事中リンクから商品の購入などを行なうと、編集部に収益が入ることがあります。また事業者は、商品の選定や記事内容には一切関与していません。

文 = 加藤肇

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