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2024.01.23 15:00

2023年版 米Forbesが選ぶ「次のユニコーン企業」25社

Forbes JAPAN編集部

COLLEEN CUTCLIFFE|PENDULUM THERAPEUTICS COFOUNDER AND CEO

毎年恒例、評価額10億ドル達成が近いとみられる米国のスタートアップ25社を米Forbesが選出した。


1|創業者 2|設立 3|累計資金調達額 4|推計売り上げ(2022年) 5|リードインベスター

APPRENTICE アプレンティス

1|アレクサンドラ・バトケ、ゲイリー・ピニャータ、アンジェロ・ストラクァタニオ(CEO) 2|2014年 3|2億700万ドル 4|2500万ドル 5|アルキオン・キャピタル、アイコニック、インサイト・パートナーズ、プリッツカー・グループ等

AIを用いプロセス全体の可視化と管理を行うことで、製薬プロセスを最適化する。コロナ禍でワクチン製造のスピードアップが世界的に急務となったことで爆発的に成長。

CAPCHASE キャップチェイス

1|ルイス・バサゴイティ、ミゲル・フェルナンデス(CEO)、プシェメク・ゴットフリッド、イグナシオ・モレノ 2|2020年 3|1億1000万ドル 4|3000万ドル 5|01アドバイザーズ、ブリング・キャピタル、SciFiVC、QED

サブスク型ビジネスを展開する企業向けの資金調達プラットフォーム。ARR(年間経常収益)などをベースに投資家とマッチングする。4000社超が累計20億ドル以上を調達。

CLEO クレオ

1|バーニー・ハッシー=イェオ(CEO) 2|2016年 3|1億3700万ドル 4|3100万ドル 5|バルダートン・キャピタル、EQTベンチャーズ、ローカルグローブ、ソフィナ

ユーザー平均年齢25歳。アメリカのZ世代2500万人が使うお金管理アプリ。AIチャットボットと会話するだけで、支出追跡、クレジット構築、貯蓄計画、学生ローン管理ができる。

BOBBIE ボビー

1|サラ・ハーディ、ローラ・モディ(CEO) 2|2018年 3|1億4200万ドル 4|8400万ドル 5|パーク・ウエスト・アセット・マネジメント、パワープラント・パートナーズ、VMGパートナーズ

米国における粉ミルクの新旗手。米国内の粉ミルク不足が、共同創業者の母親コンビに世界的企業からシェアを奪うチャンスを与えた。23年の収益予測は1.65億ドル。

CHAPTER チャプター

1|コビ・ブルーメンフェルド=ギャンツ(CEO)、コリー・メッツマン、ヴィヴェク・ラマスワミ 2|2020年 3|6100万ドル 4|1500万ドル 5|アディション、マーヴェリック・ベンチャーズ、ナリャ、スーサ・ベンチャーズ

複雑なメディケアプランに直面する高齢者が、自分に最適な保険プランを探せる保険EC。どのプランが売れても同社の従業員に入る手数料を一律とすることで公平性を担保。

GLOSSGENIUS グロスジーニアス

1|カリム・バット、ダニエル・コーエン=ショヘット(CEO)2|2015年 3|7000万ドル 4|4000万ドル 5|ベッセマー・ベンチャー・パートナーズ、Lキャタルトン、イマジナリー・ベンチャーズ

ヘアサロンやエステなど、美容・ウェルネス系小規模ビジネスのためのワンストップ業務管理SaaS。予約リマインダーやレビュー促進により、リピート率の向上にも寄与。

HARVEY ハーヴィー

1|ガブリエル・ペレイラ(CEO)、ウィンストン・ワインバーグ 2|2022年 3|2600万ドル 4|0ドル 5|オープンAIスタートアップ・ファンド、セコイア・キャピタル

法律の専門家向けの補助ツールで、契約書をはじめメール、要約、メモなどのドラフト作成を支援。PwCや英国五大法律事務所のひとつAllen&Overyなど、大手顧客を5社獲得。

HERMEUS ハーメウス

1|グレン・ケイス、AJ・ピプリカ(CEO)、スカイラー・シュフォード、マイク・スメイダ 2|2018年 3|1億1900万ドル 4|1000万ドル 5|サム・アルトマン、カナーン・パートナーズ、コスラ・ベンチャーズ

20人の乗客を音速の5倍で運ぶ、超音速旅客機の製造を目指す(NY-パリ間90分)。米空軍らからの投資を追い風に、まずはマッハ3を出す小型ドローンの開発を行う。

HEX TECHNOLOGIES ヘックス・テクノロジーズ

1|ケイトリン・コルグローブ、バリー・マッカーデル(CEO)、グレン・タカハシ 2|2019年 3|9600万ドル 4|600万ドル 5|アンプリファイ・パートナーズ、アンドリーセン・ホロウィッツ、レッドポイント、セコイア・キャピタル

データ分析用コラボレーションワークスペース。分析データの接続、可視化、また同僚とのシームレスな作業共有が可能に。対話型で、メモなどが入れられるのも特長。

LULA ルラ

1|マシュー・ベガ=サンズ(CEO)、マイケル・ベガ=サンズ 2|2020年 3|4000万ドル 4|2000万ドル 5|ファウンダーズ・ファンド、コースラ・ベンチャーズ

CtoCカーシェアリング・プラットフォームの「車の貸し手」向け自動車保険サービス。独自技術を用いてリスクを評価し、使用量に基づいた自動車保険を販売する。

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編集=エイミー・フェルドマン

この記事は 「Forbes JAPAN 2024年1月号」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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