時を紡ぐ「メカニズム」
もしも時計が、時刻を知るためだけの道具だったら、ここまで人の心を揺さぶるだろうか?計測というロマンに挑み、薄型化という困難に挑み、スケルトン技術を磨く。美しいメカニズムが織りなす機械工学の世界もまた、時計の大きな魅力となっている。
OMEGA|スピードマスタースーパーレーシング
傑作「スピードマスター」に、世界初の超高精度ウォッチが誕生。超精密な精度調整を可能にする「スピレート™システム」を搭載し、なんと日差0〜2秒という機械式時計の最高精度レベルを実現した。特別なモデルであるため、ダイヤルもハニカム構造にするなど通常モデルとは違った個性を加えており、進化するオメガの実力を語る。TAG HEUER|タグ・ホイヤー カレラ クロノスプリント × ポルシェ
コラボレーションをするポルシェの初代911が達成した、9.1秒という時速100kmまでの到達時間に敬意を表したモデルで、クロノグラフ秒針が革命的な進化を果たした。計時を始めると赤く記した9.1秒まで一気に針が加速し、徐々にスピードを落とし、最終的に60秒で一周。ポルシェの動力性能を視覚化する。JAQUET DROZ|トゥールビヨン スケルトン セラミック スカル ポワインタリズム
ムーブメントを繊細な構造美で表現するスケルトンウォッチに、芸術的な魅力を加えたユニークピース。ムーブメント上にスカルをセットし、細かい点描によって鮮やかにペイントを施す。これはメキシコの死者の日やカルペディエム(Carpe diem=死を想え)の文化を表現したもの。もはやアートピースとよびたい時計である。ROGER DUBUIS|エクスカリバー スパイダー レヴエルト フライバック クロノグラフ
コラボレーションをするランボルギーニのスーパースポーツV12ハイブリッドプラグインHPEV「ランボルギーニ レヴエルト」からインスピレーションを得た高性能クロノグラフ。スケルトンダイヤルからはメカニズムが見え、6時位置にはコラムホイールの姿が。3時位置のミニッツカウンターも革新的なデザインだ。RICHARD MILLE|RM 30ー01 オートマティック デクラッチャブル・ローター
動力ゼンマイが一定量巻き上がると、自動的に巻き上げ機構のローターから切り離されるというデクラッチャブル・ローターは、高精度と実用性を探求するリシャール・ミルらしい機構。また耐衝撃性能を高めるために、ムーブメントはグレード5チタンで製作。大型のカレンダーも読みやすく、究極のデイリーウォッチとなっている。PIAGET|アルティプラノ アルティメート コンセプト
1957年にピアジェが製作した薄型ムーブメントの傑作Cal.9Pの厚さ2㎜という記録を、ケース厚で実現。時刻表示をオフセンターにして、生じたスペースに極薄設計のムーブメントパーツを収め、ケースバックに直接パーツを組み込むことで、究極の薄さを確保する。開発に9年かけただけあって、その完成度には驚かされる。AUDEMARS PIGUET|CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ スターホイール

17世紀に考案された古典機構ヴァガボンドアワーを、1991年に腕時計に搭載したオーデマ ピゲは、星形歯車を使用することからスターホイールと命名。ダイヤル上部の00から60までの目盛りが分表示となり、そこに隣接する数字(この場合は10)が時表示。3つのディスクはそれぞれに回転し、10時59分の1分後に11のディスクが00の場所に移動する。歴史的な機構を華やかにまとめた魅力的な時計だ。

