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2024.01.17

Z世代の音楽サブスク、首位はApple Music

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毎月定額を支払うことでアプリやサービスを利用するサブスクリプション、通称サブスク。さまざまな分野で採用されているが、1つ1つのサービスは安価かもしれないが、複数のサービスを利用すれば月々の支払いはそれなりの額になる。そうした中で、Z世代は動画や音楽においてサブスクを利用するケースが増えており、実際どのサービスを利用しているのか、ペンマークがPenmarkサービスを利用する学生を対象にしたサブスクに関する調査を行っている。

それによると、音楽サブスクで利用率が高かったのが「Apple Music」の34.3%でトップ、「Spotify」が25.2%、「LINE MUSIC」が14.4%と続いている。やはりiPhoneを利用する人が多く、新規購入者は6カ月無料で体験できるなど、入りやすい環境も一因だろう。Spotifyは1カ月無料体験と学生だと月額480円という安さで利用できる点、LINE MUSICはLINEつながりという点で、それぞれ利用者を増やしていると想像される。

一方、動画配信サービスで利用しているのは「YouTube」で36.8%のトップ。続いて「Amazon Prime Video」が22.0%、「Netflix」が13.8%となっている。

視聴する魅力的なジャンルとしては、「アニメ」が32.2%でトップ。2位が「映画」で26.3%、3位が「ドラマ」で11.9%と続いている。Amazon Prime Videoはアニメの人気が高く、Netflixは映画とアニメの人気が高くなっており、魅力的なジャンルを多く提供するサービスを利用している傾向のようだ。

なんでも無料が当たり前で育ってきたという印象の強いZ世代も、好きなコンテンツのためには、しっかりお金をかけていることもわかったこの調査。昔に比べてサブスクのおかげで安価にたくさんのコンテンツを楽しめるようになり、うらやましい限りである。

出典:ペンマーク「Z世代のサブスクリプションに関する実態調査」より

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