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2024.01.16

被災したデータを救済する支援活動:能登半島地震

プレスリリースより

メディアでは連日、能登半島地震の痛ましい爪痕が報道されているが、目に見えない損失も計りしれない。そのひとつにデジタルデータがある。データ普及サービスを行うAOSデータは、今回の地震で災害救助法が適用された地域の住民を対象に、壊れたパソコンやスマートフォンのデータ普及を、個人は原則無料、法人は半額で行う「特別データ復旧サービス支援」の実施を発表した。

対象は、パソコン、外付けハードディスク(SSDを含む)、ビデオカメラ、スマートフォン、携帯電話、USBメモリー、SDカードで、地震による破損や水没などの被害を受けたもの。

個人は無償。ただし2台目以降は有償(通常の半額)となる。法人は半額だ。データ復旧は、通常ならば数万円から、高くて20万円ほどかかるので、半額でも大切なデータが戻るなら大助かりだ。

東京の同社への送料、復旧後のデータを格納する媒体の費用は利用者の負担となる。状態によっては復旧が不可能なものや対象外のものもあるので、申し込み時に確認しよう。

場合が場合だけに復旧には通常よりも時間がかかる。2カ月は覚悟しておくといいだろう。サービス期間は2024年6月末までを予定しているが、申請の状況により変更されることもある。

申し込み先
ウェブ:https://www.data119.jp/
電話:0120-194-119(土日祝日を除く9:00〜18:00)
「令和6年能登半島地震の災害特別サービス」と記入、または伝えてほしいとのことだ。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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