S-CANVASは、ウェブサイトで目標とする部屋の雰囲気を選び、実際の部屋の写真や予算などを送ると、プロのインテリアコーディネーターとのオンライン打ちあわせで理想的なインテリアの提案をしてくれるというサービスを開始した。ベーシックプランに含まれるのは以下のとおり。
●部屋のコーディネートプラン(1パターン)
●コーディネートに含まれる商品のショッピングリスト
●インテリアコーディネーターとのオンラインコンサルテーション
●インテリアコーディネーターとの無制限メッセージ相談
●超高再現度の3D部屋モデル
●3Dコーディネートツールの無制限利用
これで1部屋1万4800円(税別)。3D部屋モデルを含まないミニプランなら1部屋9800円(税別)と格安だ。
通常、インテリアコーディネートを依頼すると、コーディネーターとの数回にわたる打ち合わせや家具の下見など、手間と時間、それになんといっても、数万円から数十万円単位の高額な料金が発生する。S-CANVASはそこを大きく改革した。サービスを思い切り簡素化して、使用する家具などはプランとリストを見て自分で揃えて設置するというシステムだ。オンライン打ち合わせ以外は、ウェブサイト上の操作で完結する。
自慢はAI技術を駆使した3Dモデルだ。利用者が送った部屋の写真をもとに、家具などを配置した3D画像が提供されるのだが、画質が非常に高く、実際に部屋のなかにいるような感覚で隅々まで自由に見てまわることができる。
S-CANVASは市場調査で、料金のハードルが高く依頼したくてもできない人、またコーディネートされた部屋のイメージに不安を抱いて家具の購入を躊躇する人が多いことを知り、このサービスを設計した。代表の中村元俊氏は、Googleでデジタルマーケティング戦略の立案などを行ってきた人物なだけに、「より直感的に操作・依頼できるサービス導線」は大変に洗練されていてわかりやすい。
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