働き方

2024.01.10 09:30

上司を尊敬できない、月曜の朝が恐ろしい 仕事の「辞め時」を示す7つのサイン

5. 自分の居場所がないと感じる

職場での所属意識を感じるためには、組織の使命や価値観が自分のそれと合致しており、それと同時に、自分が貢献したユニークな価値が認められ、評価されることが必要だ。自分がここに属していると感じられることは、最高の仕事をし、達成感と感謝を感じるために非常に重要になる。

コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーによれば「居場所がないという感覚は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック後に仕事を辞める理由のトップ3に入る」という。居場所がない、過小評価されていると感じているなら、他の選択肢を考えてみよう。

6. 学習や成長のチャンスがない

現在の職務に、乗り越えるべき課題があるか、イノベーションのチャンスがあるかを考えてみよう。いまの仕事は挑戦に値するだろうか? 会社は、学習や自己啓発をサポートしてくれるだろうか? どのような学びの機会を追求するかを自分で決められるだろうか?

自身の成長を阻むものがあるなら、それはあなたのポテンシャルを狭めているかもしれない。

7. 前へ進むための道が明確に見えない

現在の仕事に満足していても、昇進の可能性がないなら、充実したキャリアとは言えない。スキルや影響力を拡大する機会がなければ、プロフェッショナルとしての成長が制限される。現在の雇用主の元で「次の仕事」が見えるだろうか? やってみたいと思う仕事はあるだろうか?

思い切って飛び出す前に、以上挙げてきた7つのことを慎重に検討しよう。思慮深いアプローチをとることで、次の行動が、より大きな充実感と成功への一歩となるはずだ。

「ネガティブな状況から脱出すること」だけが目的なのではなく、よりポジティブでやりがいのある状況に向かって前進することが重要であることを忘れてはならない。

forbes.com 原文

翻訳=藤原聡美/ガリレオ

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