働き方

2024.01.06 15:00

「副業、本当に稼げている?」自問すべき5つの正しいアプローチ

3. 時間のコストを考える

副業でまず追加収入を稼ごうとする起業家は、時間のコストを見落としがちだ。副業に費やした時間は、1分残らず労働時間として記録する必要がある。総労働時間と収益を計算した後、副業から得られる収益が費やした時間に見合っているかどうかを評価しよう。もしそうでないなら、時給を上げたり、副業の一部を外注したりして、アプローチを変えよう。

4. あまりにも手を広げすぎない

起業家は副業と本業のバランスを保つべきだ。副業はそれなりに稼げる可能性があるが、やり過ぎると質が下がり、燃え尽き症候群の原因になる。両方の世界で最良の成果を出すためには、仕事のスケジュールを賢く立て、表面上矛盾する両方の業務で効率的に働くバランスの取れたアプローチを目指すことが重要だ。

5. 正確な財務記録を保つ

収益性を追跡し、税金を準備し、ビジネスのどの分野に注意を払う必要があるかを理解するためには、財務記録を維持する必要がある。記帳には、会計ソフトウェアを使用するか、専門の記帳係を雇うことを検討しよう。不正確な記録は、高くつく間違いや損失につながる可能性があり、そもそも副業に参入したことを後悔させることになるかもしれない。

副業でお金を稼ぐことは、ちょっとした副収入を得ながら、自分の情熱を探求できるすばらしい方法だ。しかし、どんなビジネスでもそうであるように、利益を上げるためには数字に注意を払う必要がある。上記のようなよくある間違いを避け、副業の収益性を分析することで、利益を上げているのか、単に現状維持しているだけではないのかを確認し、収益と楽しみを最大限に引き出すことができる。だから、副業を始めようと考えているのなら、最初から明確な収益戦略を心に描いておくことが大切だ。

forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

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