働き方

2024.01.06

「副業、本当に稼げている?」自問すべき5つの正しいアプローチ

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副業は収入を補うすばらしい方法だが「本当に稼げているのか?」と自問することが大切だ。新しいことを始める興奮は囚われてしまいやすいものだが、金銭的なメリットに関しては現実的に考えることが重要だ。

その副業は、実際に家計に変化をもたらすだけのお金をもたらすだろうか? もしそうだとしても、それは長期的に持続可能なのだろうか? これらは、副業にすべてのエネルギーとリソースを投入する前に考えるべき重要な質問だ。

多くの起業家は、その収益性を分析することなく、副業に勢いよく飛びつく。だが、プラスマイナスゼロではなく、確実に利益を上げているかどうかを確認するためには、数字をよく見ることが重要だ。

しかし、適切な戦略と献身をもっていれば、副業は間違いなくフルタイムのビジネスや儲かるキャリアへと変わり得る。

ここではビジネスオーナーが副業の収益性を分析する際に犯しがちな間違いと、収益を最大化するための正しいアプローチを探ってみよう。

1. すべての経費を計上する

起業家が副業の収入を分析する際に犯す最大の間違いの1つは、すべての支出を記録していないことだ。実際の収益を計算するには、消耗品、オフィス賃貸料、ガソリン代、マーケティング費用、その他の費用を含むすべての経費を含める必要がある。経費を度外視すると、実際より多く稼いでいると勘違いする可能性がある。儲かる副業を行なうには、現実的な予算を立てることができるように、使ったお金をすべて記録しておく必要がある。

2. 市場と競合を知る

収益を最大化し、着実に前進するためには、対象となる市場を研究し、競合が何を提供しているかを理解することが大切だ。徹底した業界調査を行い、市場のどの側面に成長の可能性があるかを見極めよう。理想的なターゲット市場を特定できれば、競合他社よりも市場のニーズに合うようにビジネスモデルを調整することができる。競争率の高い分野を目指すことは、稼げる可能性を狭めてしまうので、致命的な間違いかもしれない。
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翻訳=酒匂寛

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