相撲特化型・芸能事務所「SUMOエージェンシー」 元力士たちが活躍

SUMOエージェンシー

1500年以上ともされる歴史を誇り、特に昨年はエンタメの世界からも熱い視線を集めた、日本の伝統文化「相撲」。

その魅力を多彩な表現を通して世界中に広めようと、元力士で自身も映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』出演など、タレントとして活躍する田代良徳氏が、相撲特化型の芸能事務所「SUMOエージェンシー」を立ち上げ、昨年12月から本格的にサービス提供を開始した。

所属タレントは相撲経験者のみとし、現在田代氏のほか、Netflixオリジナル『サンクチュアリ -聖域-』で猿谷役を演じた元幕下・千代の眞の澤田賢澄氏を含め10名が在籍。

映画やドラマ・バラエティ番組にCMへの出演、そしてKONISHIKI(元大関・小錦)氏がプロデュースする「SUMO+SUSHI」のような相撲ツアーへの参加など活躍の場を広げているが、さらに国内外向けWEBサイトを整備し、出演オファーの受付や力士タレントの募集を開始して、事業拡大を図っていくという。
(c) Aubrie LeGault Photography

(c) Aubrie LeGault Photography

1976年東京都生まれの田代氏は、1999年に明治大学卒業後、玉ノ井部屋に入門。東桜山の四股名で2007年9月場所まで土俵に立ち続け、引退後、スーパーマーケット勤務やホームページ制作運営会社設立を経て、元力士の経歴を生かしたタレント活動を行なうようになり、2022年に相撲道具の明け荷*に因んで「オープンボックス」と名付けた株式会社を設立した。* 関取(十両以上)が締込や化粧まわしなどを入れる名前入りの葛篭(つづら)

そして、自身と同じ元力士たちのセカンドキャリア確立と、相撲の魅力を世界中に広めるとのミッションのもと、「SUMOエージェンシー」を立ち上げたのだ。

「相撲を知り尽くした元力士たちが相撲文化の伝道師として、国内外を問わず活躍でき、また安心して仕事のオファーをいただけるエージェントとなれるよう努力を重ねていく」と言う田代氏。

引退後、様々な社会経験を積んだ元力士たちが、一体どんな新たな相撲の可能性を開いていってくれるのか、期待したい。

「SUMOエージェンシー」運営会社概要

社名:株式会社オープンボックス
本社所在地: 東京都港区芝5-32-12
代表取締役:田代良徳
事業内容:芸能事務所運営、運送業、化粧品の企画・販売等
設立: 2022年5月13日
WEBサイト:https://sumo-agency.com
「SUMOエージェンシー」を運営するオープンボックス代表取締役の田代良徳氏

「SUMOエージェンシー」を運営するオープンボックス代表取締役の田代良徳氏

>> オープンボックス プレスリリース

写真=オープンボックス 文=宇藤智子

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