advertisement
スウィフトは、NFLのカンザスシティ・チーフスに所属するトラビス・ケルシーとの交際を公にして以来、同チームの試合を度々観戦しており、その際にチームのスウェットシャツをよく着用している。
カンザスシティにあるヴィンテージ古着ショップのWestside Storey（ウエストサイド・ストーリー）は先日、スウィフトが注文したアイテムを梱包し、それを発送する様子を撮影した動画をTikTokに投稿して注目を集めた。
この店のオーナーであるクリス・ハリントンは、10月中旬にオンラインから注文を受けた総額1200ドル相当の5枚のスウェットシャツの送り先を見て、それがスウィフトと関係あるところからの注文だと判断したと述べている。彼は、12月18日のThe Daily Beastの記事で、「あまり詳しくは話せないが、住所と行き先を調べた結果、それが分かった」と語っていた。
advertisement
ハリントンはフォーブスの取材に、彼のガールフレンドで店のソーシャルメディアを運営する女性が、彼の推測が正しかった場合に備えてTikTokの動画を撮影したと語った。スウィフトはその後、12月10日の試合で、ハリントンの店で250ドルで売られていた、黒と赤のチーフスのスウェットシャツを着用している姿を目撃された。
TikTokの投稿が注目を集めて以降、店のウェブサイトのトラフィックは急上昇し、直近の新たなアイテムの販売開始時には、1000人以上がサイトを訪れていたという。
ハリントンは、スフィフトが彼の店のスウェットを着たことで、「私たちの人生が変わった」とフォーブスに語り、10年前に開いた店が「過去最大の売上を記録した」と述べている。
ハリントンによると、カンザスシティのスモールビジネスの経営者たちは、スウィフトが町に与える経済効果を期待しているという。「彼女は自分が何を着ているのかを自覚しているし、商業的なファストファッションを着ない。本当に小さなブランドの数量が限られたアイテムを好んで着ている。そんなふうにスモールビジネスの商品を選んでくれることを、私たちは本当にありがたいと思っている」とハリントンは語った。
スウィフトは先日、TIME誌のパーソン・オブ・ザ・イヤー2023（今年の人）に選ばれた際のインタビューで、ケルシーとの関係に触れていた。彼女はケルシーを応援するために試合を観戦していたが、その様子を写真に撮られ、選手のプレイに集中したい熱心なNFLファンたちを怒らせてしまうことになるとは、思ってもみなかったと語っていた。
（forbes.com 原文）
