まず、元号表記にしたいセルを右クリックして[セルの書式設定]を選択。もしくはリボンから[数値]にあるプルダウンメニューより[その他の表示形式]を選択する。
[分類]-[日付]を選択すると、[カレンダーの種類]に[グレゴリオ暦]と[和暦]が選択できる。[和暦]を選べば、西暦で入力された日付は、元号表記に自動的に変換してくれる。
また、「令和1年」を「令和元年」と表示するオプションが用意されており[1年を元年と表記する]にチェックを入れれば、元年表記になる。
この機能は、[ユーザー正義]でも行え、「令和5年12月20日」と表記させるには「[$-ja-JP-x-gannen]ggge"年"m"月"d"日";@」とすればいい。「[$-ja-JP]」は元号表記にするコマンドで、「-x-gannen」が付くと「元年」表記になる。「ggge」は元号+年でこの場合は「令和6」となるが「gge」とすることで「令6」と略称表記にも対応している。
これらを組み合わせて、利用したい表記にすればいい。ただし、対応しているのは1900年以降で、それ以前は西暦表記になるため注意が必要だ。
※この記事は、Microsoft 365のアプリ版「Excel」(バージョン2310)で確認しています。