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2023.12.27 14:00

2023年最強の中価格帯スマホ、中国VivoのサブブランドiQOOが発売

遠藤宗生
さらに、iQOO 12は「Q1」という新しい「スーパーコンピューティング・チップ」を搭載している。iQOOによってカスタマイズされたこのチップは、インターポレーションによってフレームを補充することで、60fpsや120fpsで固定されたゲームを144fpsで動作させることができる。例えば、『PUBG』などの人気タイトルをiQOO 12でプレイすると、他の端末に比べて動きが明らかに滑らかだ。

iQOOは、インドにおける単体での市場シェアを公表していないが、iQOOを含めたVivo全体のシェアは18%と、首位であるサムスンの20%に次ぐ第2位のスマートフォンブランドとなっている。ジョウによると、ウェブサイト「91Mobile」においてiQOOは顧客満足度で1位に輝いたという。

筆者は、この手の調査結果を話半分で聞くことが多いが、実際にiQOO 12を使ってみて、確かに今年最高の部類に入るスマートフォンだと言える。しかも、価格は他のプレミアム端末のように1000ドルを超えず、650ドルで購入できるのだ。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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