SMZによると「Arma」は、世界最小・最軽量でA4サイズに折り畳んで持ち運べる電動スクーターで、ジャパンモビリティショーでの初披露も話題となり、今回のクラファンでも、開始から3日で500万円の目標額を達成して、既に1000万円を突破しているという。
製品化までのタイムラインは、年内にデザインを最終化した後、来年プロトタイプのテストを経て、6〜7月に生産開始、8〜10月の出荷を予定している。
スペックは未だ変更の可能性があるが、プロトタイプでは最高速度24km/h、2時間でフル充電可能な交換式バッテリーで、1回の充電で約11km走行可能、重さはおよそ4.5kgで、耐荷重は最大100kgまで、としている。
日本の法規制対応は?
そして、気になる販売地域についてはアメリカを中心としたグローバルを想定しているが、「日本の法規制への対応」も進めているという。但し、「実現可能性は現状未定」としており、その点を理解したうえでの購入、応援を呼びかけている。SMZ代表取締役の清水正輝氏は「日本の特定小型原付に対応したArma(日本モデル)の開発にも全力を注いでおり、日本を盛り上げるためにも、ぜひとも実現したいと奮闘している」とコメント。また、「Armaの開発においては、多くの物理的な挑戦とコストの壁に直面しているが、その全てを乗り越え、究極の携帯性を約束するリーズナブルかつ優れた製品をお届けすることに自信を持っている」としている。
日常の移動を、メイドインジャパンのこの「Arma」が劇的に変えてくれるかもしれない。完成が楽しみだ。
●「Arma」 販売・価格
米クラウドファンディング「KICKSTARTER」の予約販売サイト・Kickstarter Special(100台限定):
1050$(約15万8千円)- 2024年7月配達予定
・Stretch Goal Reveal(100台限定):
1125$(約17万円)- 2024年8月配達予定
など
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