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世界37カ国、700万人が愛読する経済誌の日本版

フォーブス ジャパン3月号の表紙も飾ったピーター・タスカ氏(写真=佐々木 康 )

エコノミストと投資家はどこが違うのか―。
どのような思考法が“いい投資”の分かれ目になるのか。ピーター・タスカに聞いた。


エコノミストがいい投資家になるのは難しい。これが私の結論である。

なぜなら、エコノミストと投資家。それぞれの思考法がまったく異なるからだ。つまり、いい投資家になりたければ、エコノミスト的思考法になってはいけない。
エコノミストは、特定のディシプリンがあり、さまざまな過程を経て、非常に詳細な分析を行う。しかし、エコノミストの議論は社会科学であり、“前提”が重要になる。つまり、その前提次第で結論が異なるのだ。だからいま、アベノミクスに対する評価をエコノミストに聞くと、10人に聞けば10人違う答えが出てくる。そして「是か、否か」も違う。

では、どうすればいいのか―。
 
投資家は「将来はわからない」というポイントからはじめる必要がある。何が何だかわからないという薮の中では、「前提」ではなく「確率」が重要になってくるだろう。だから、特定のディシプリンではなく、自分が研究者的に考えるしかない。

私はよく「バリュー投資家」だと言われるが、必ずしもいつもバリューがいいとは思っていない。私は、中長期的に割安の株式に投資をすれば、短期的に割高な株式に投資をするより賢明であり、“常識”だと思っている。
であるからこそ、割安か、割高かをどのように定義するかが重要になる。私自身の考えはその答えは“将来の収益性”にしかないというものだ。
とはいえ、人間心理として、“いい会社の株式を買いたい”もの。そしていい会社は大抵、割高。一方の割安の企業になると、問題があるように見える。普通の人の心理では、問題があると見える企業よりもいい企業に投資がしたい。だからこそ、人と違う結果を出すために違う行動をする必
要がある。

株式以外は実物資産がオススメ

現在、株式投資以外で投資すべき対象は、ビジネスやビル、スタジアムなどの不動産といった実物資産だ。
デフレ時代であれば、キャッシュも価値があったが、いまの日本のようにインフレに向かおうとしているときは、相対的にインフレでリターンが上がるリアル・アセットに投資をしなければならない。
現在は、リアル・アセットを中心にしたリスクアセット・ポートフォリオを組むべきなのである。

フォーブスジャパン = 構成

 

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