そんな企業に届く郵便物について、トドケールが自社のサービス「クラウドメール室」にて、受領代行している郵便物に対する受け取り方法を集計した「企業に届く郵便物のリアルデータ調査」を実施し、郵便物に対する本音をあぶり出している。
それによると、企業に届く郵便物のうち、「開封されることなくそのまま破棄」されるのは20.0%。「開封スキャンしてPDFにて中身を受領」は27.6%となっており、合わせて47.6%の郵便物は不要だった可能性が高いとしている。
企業の規模別に見てみると、小さい企業ほど直接破棄する割合が高く、企業規模に関わらず3割前後がPDFで受領することを望んでいる結果になっている。
コロナ禍を経て、再び出社する機会が増えてきているが、オフィスと在宅のハイブリッドワークという企業も多い。そうなると、郵便物を受け取るタイミングが人によってまちまちになり、PDFなどデジタル化された状態でいつでもどこでも確認できるほうが効率的。電子帳簿保存法の影響もあり、請求書は紙で届いたものは電子化する作業負担もあり、送る側も郵送費などのコストを削減できるので、郵便物のデジタル化はWin - Winの関係なのではないだろうか。
出典:トドケール「企業に届く郵便物のリアルデータ調査」より