食&酒

2023.12.18

女性社員を忘年会から遠ざける謎の飲み会マナー

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年末になると話題になる企業の忘年会不要論。さまざまな調査が行われているが、忘年会に参加したい人としたくない人は半々が相場のようだ。女性社員に限ってみても、基本的には同じ比率になるが、そこには男性社員が見落としがちな問題があった。忘年会の謎マナーだ。

女性のための転職サイト「女の転職type」は、働く女性453人を対象に忘年会に関するアンケート調査を行った。忘年会に参加したいかとの問いに、全体では約37パーセントが参加したくない、約22パーセントは参加したくないが参加すると答えた。ほぼ6割が、本音では参加したくない。管理職では参加したい人が増えるものの、大差はない。
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参加したくない理由のトップは「面倒だから」だった。面倒でなければ参加するかといえば、そう単純な話ではないと思うが、面倒のひとつとして考えられるのが、忘年会に限らず職場の文化として存在する飲み会のマナーだ。マナーとして気をつけていることを聞くと、「翌日に上司に礼を言う」、「下座に座る」、「料理を取り分ける」、「目上の人よりグラスを下げて乾杯する」などと続く。古式蒼然たる儀式のような内容だ。
マナーとして気を付けていること

マナーとして気を付けていること

興味深いのは、不要だと思うマナーとほぼリンクしている点だ。「最初の1杯はビールを飲む」、「上司にお酌する」、「料理を取り分ける」、「お酌をされたら一口飲む」など、順位は異なるが、こちらも昭和のオヤジが女性に強要したがるような内容に見える。
マナーとして不要だと思うこと

マナーとして不要だと思うこと

たしかに、いくら無礼講と言われても限度はある。だが最初はビールなんて誰が決めたんだって話だ。誰もが抵抗なく参加できるようになれば、1年の労をねぎらい、自由に意見交換ができる忘年会本来のメリットが活かせるようになるだろう。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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