エマルションフローテクノロジーズ|レアメタルを高度にリサイクル
1|鈴木裕士 2|2021年4月 3|7億円以上4|日本原子力研究開発機構が開発した、レアメタルリサイクルのゲームチェンジャーとなり得る画期的な溶媒抽出技術「エマルションフロー」の社会実装を目指す。ホンダトレーディング、リーテックなどの有力企業とリチウムイオン電池の資源循環に関する協業開始。
NABLA Mobility|飛行機の運航最適化で脱炭素
1|田中辰治 2|2021年4月 3|4億円以上4|航空機運航の脱炭素・効率化を達成するソフトウェアを開発。航空機の最適航路の予測・選択は複雑な要素が絡むため難易度が高いが、同社のML/AIに基づく精度の高い予測モデルが注目されている。米国ボーイング社のアクセラレーションプログラムにも採択された。
Ashirase|足への振動で視覚障がい者の歩行支援
1|千野 歩 2|2021年4月 3|3.5億円以上4|視覚障がい者の単独歩行を支援するナビシステム「Ashirase(あしらせ)」を開発。靴の中に入れたデバイスが、利用者の動きや向いている方向を検知。アプリを起動し、行き先を指定すれば、靴の中のデバイスが振動し、足への振動によって向かう方向がわかる。
CrossBorder|BtoB向けセールスを最適化
1|小笠原羽恭 2|2021年7月 3|5.8億円以上4|ネット上のデータをもとに購買意欲の高い潜在顧客を自動で営業リスト化し、セールスのアポ獲得、成約を支援する「Sales Marker」を提供。ターゲットとなる企業が、いつ、どんなキーワードで検索していたかなど、Web上の行動可視化によって最適な営業が可能に。
モノクローム|エネルギーをつくる屋根と次世代型HEMS
1|梅田優祐 2|2021年7月 3|ー4|屋根一体型太陽光パネルと、つくられたエネルギーを効果的に制御するソフトウェア(HEMS)を開発している。金属屋根に特殊加工した太陽光セルを組み込むことで、普通の屋根と変わらない見た目を実現。デザイン性とユーザビリティの高さから全国にユーザー層が拡大している。
tailor|自社用業務ソフトウェアを10倍速で開発
1|柴田 陽 2|2021年7月 3|10.7億円以上4|大企業向け、個社ごとにテイラーメイドされた業務ソフトウェアを10倍速で開発できるプラットフォーム「Tailor Platform」を提供。柴田陽は3つの会社の創業・売却の経験をもつシリアルアントレプレナーで、2022年6月には日本拠点の会社として初めてYコンビネーターに採択。
EX-Fusion|レーザー核融合の実用化推進
1|松尾一輝 2|2021年7月 3|19.3億円以上4|レーザー核融合商用炉の開発に取り組む民間企業。燃料をレーザーの力で瞬間的に圧縮・加熱して発電する。阪大レーザー科学研究所と光産業創成大学院大学の研究者によって創設。豪アデレードに子会社を設立し、現地研究機関との共同研究や事業展開を進める。
ゼロボード|企業の脱炭素経営推進を支援
1|渡慶次道隆 2|2021年8月 3|28.2億円以上4|企業活動全体の温室効果ガスの排出量を可視化するクラウドサービス「zeroboard」を開発。企業向けにCO2削減などの脱炭素化ソリューションを提供。大企業をはじめとする100社以上とパートナーシップを締結し、国内での導入企業は2200社を超える。
Turing|打倒テスラ。日本初の完全自動運転EV
1|山本一成 2|2021年8月 3|15.2億円以上4|世界で初めて名人を破った将棋AI「Ponanza」の開発者山本一成と、カーネギーメロン大学で自動運転を研究しPh.D.を取得した青木俊介が率いる、完全自動運転EVの量産を目指すスタートアップ。創業1年半で自社開発のAI搭載車の販売を発表するなど急速に開発を進める。
Quollio Technologies|企業内のメタデータ管理を実現
1|松元亮太 2|2021年8月 3|2.9億円以上4|企業内のメタデータ管理を実現する、データカタログのサービス「Data Catalog Portal」を展開。企業内に散らばるデータの発見、理解、比較検討、取得というプロセスを一元化。データ活用の効率化とともに、データに関するリスク対応の加速も見込める。