AIの使用を見破るツールを開発した起業家も
さらに、ChatGPTのような会話型AIチャットボットが生成したテキストを検出するツールとして注目を集めるのがGPTZeroだ。エドワード・ティアン(23)とアレクサンダー・キュイ(25)はプリストン大学の寮でこのツールを開発した。このツールは瞬く間に広まり、現在では教師からジャーナリストまで150万人が登録している。本年度のリストには、テクノロジーを使って見過ごされがちな重要な社会問題に取り組む起業家も選ばれた。神経科学の理論を応用した禁酒を支援するアプリ「Reframe」の共同創業者でCEOのヴェダント・プラディープ(27)がその1人だ。Reframe は、2022年に1300万ドルの売上を計上し、現在の評価額は3億5000万ドルに達している。
一方、マックス・メイブラム(29)は、1万5000人のケアワーカーが登録する介護プラットフォームのGiversを立ち上げて、350万ドルを調達した。さらに、移民の起業家であるカレブ・リー(28)とティモシー・マカリナオ(27)、ラリー・チャン(27)らは、時給で働く労働者のための仕事検索プラットフォームBandanaを共同創業した。
これらのメンバーは、今年のフォーブスの3030 UNDER 30に選出されたすばらしい起業家やリーダーの、ほんの一部に過ぎない。本年度のリストの詳細は、フォーブスの一覧で確認できる。
(forbes.com 原文)