映画

2023.12.12

ゴールデン・グローブ賞、『バービー』『オッペンハイマー』が多数ノミネート

映画『バービー』の女優マーゴット・ロビーと俳優ライアン・ゴズリング(Kathy Hutchins / Shutterstock.com)

第81回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが11日発表され、映画部門では『バービー』が史上2番目に多い9ノミネート、『オッペンハイマー』が8ノミネートを果たした。

グレタ・ガーウィグ監督の『バービー』は、作品賞(コメディー・ミュージカル部門)、歌曲賞(同作から3曲が候補入り)、マーゴット・ロビーの主演女優賞(コメディー・ミュージカル部門)、ライアン・ゴズリングの助演男優賞などで、最多ノミネートを獲得。クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』は、監督賞、作品賞(ドラマ部門)、脚本賞などの主要部門にノミネートされた。

マーティン・スコセッシ監督の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』とヨルゴス・ランティモス監督の『哀れなるものたち』はいずれも、監督賞、脚本賞などで計7ノミネーションを獲得した。

テレビ部門では、『メディア王 ~華麗なる一族~』が、作品賞(ドラマ部門)など9ノミネーションを獲得。うち主演男優賞(ドラマ部門)と助演男優賞ではそれぞれ同作の出演者3人が候補入りした。

『バービー』の世界興行収入は14億4000万ドル(約2100億円)を超え、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』を上回りワーナー・ブラザース映画史上最高を記録した。

ゴールデングローブ賞授賞式は、米国時間の2024年1月7日(日本時間8日)に開かれる。司会者はまだ決まっていない。

forbes.com 原文

翻訳=上西雄太・編集=遠藤宗生

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