重量40トン、乗員4人のレオパルト1A5は、1960年代に生産が始まったレオパルト1を1980年代に改良したものだ。これまでにドイツ、オランダ、デンマークの3カ国は共同で、200両近くのレオパルト1A5をウクライナに供与することを約束している。ウクライナ軍が運用する西側製の戦車の中で、レオパルト1A5は最多のものになる見込みだ。
悪い戦車ではない。乗員らはレオパルト1A5の優れた機動性と、精度の高い105mm主砲の高速な射撃管制を称賛している。だが、レオパルト1A5には1つ大きな欠点がある。装甲が薄く、最も厚いところでもわずか70mmしかないのだ。
比較的新しいレオパルト2A4は、レオパルト1A5と同じ射撃管制が搭載されているが、重量は数十トン重く、より大型の主砲を備え、レオパルト1の数倍の装甲を誇る。それでもロシア軍の対戦車兵器に対しては脆弱(ぜいじゃく)だ。
The Leopard 1A5s donated by Germany, Denmark, and the Netherlands were shown in detail on the Ukrainian TV. I would of course like to make the TV report with English subtitles available to you!
— German Aid to Ukraine 🇩🇪🤝🇺🇦 (@deaidua) December 5, 2023
Very interesting, the damaged and abandoned Leopard 1A5 we saw a couple of days ago… pic.twitter.com/4zcAsQxoYe
同旅団は11月末、一両のレオパルト1A5を危うく失うところだった。この戦車はどうやら地雷を踏んで動けなくなったところを、ロシア軍の砲撃にさらされた。ウクライナ軍は修理のために損傷したその戦車を回収したと伝えられている。