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2023.12.25 16:00

働き方も人生も主体的な選択を 事務の専門性を極めたスペシャリスト集団の挑戦

大手企業への事務支援、アウトソーシング事業を手がけるユキリエ。定型業務が特徴の従来の「事務職」のイメージを覆すのが、ユキリエの「アソシエイト職」の働き方だ。独自の育成ノウハウや今後の経営戦略について、常務取締役松田優己に聞いた。


グローバル標準の業務品質と働き方を実現する。これが、ユキリエの事務職「アソシエイト職」のあり方だ。

従来の事務職といえば、データ入力や電話応対、ファイリング等の定型作業を中心に、分野や職種の専門性を求められずに、“時間で働く”というイメージが一般的だろう。その働き方に疑問を投げかけ、事務の“専門人材の育成”に特化してきたのがユキリエである。

「アソシエイト職」による業務支援を専門としたユキリエ社員は、大手企業に常駐。経営企画、財務会計、人事採用、事業企画、販売管理など幅広い業種業界を対象に、顧客の業務やプロジェクトに参画し、業務改善や工数削減をはじめ、要望に応じて新規事業の企画・運用・定着まで、一歩踏み込んだ事務支援を手がける。顧客の事業拡大を根幹から強力かつ柔軟にバックアップし、信頼関係を構築しながら、中長期ビジョンの実現に貢献するところに同社の強みがある。

「ユキリエは代表である松田豊己が2011年に創業しました。11年といえば、リーマンショックの影響が残るなか、東日本大震災に見舞われた年。多くの企業が採用をストップし、事務職のリストラが敢行されていました。ひとつの事務系ポジションに応募が殺到する一方、企業は事務職を採用する計画を白紙に戻し、エンジニアなど、本業に専念したい専門人材が事務業務に追われ、パフォーマンスが低下していたと聞いています。

バブル崩壊以降著しい成長を遂げる外資系企業に対し、少子高齢化・労働人口の減少が加速し、経済成長が鈍化する日本企業の状況を俯瞰したとき、ある仮説が生まれたそうです。それは、組織において事務を担う人材は必要ですが、働き手一人ひとりが、業務の専門性をもって仕事にあたることで、“時間”ではなく“効率”を軸とした業務支援による生産性向上を実現し、お客様の事業成長に寄与することができるはず、というものでした」

当時、代表の松田が勤務していた外資系企業では、“事務職”というポジションの女性たちが、特定分野への豊富な知識と経験を武器に、事業企画や業務改善まで踏み込んだ働き方を実践していたという。さらに、彼女たちが家庭も大切にしながら活躍する姿を間近で見て、これこそがグローバルスタンダードであることに気づかされた。

「この考え方をカタチにしていくことができたら、多くの企業に貢献できるはずだーそんな思いから、ユキリエの事業は始まっています」

ポテンシャルを最大化 社内研修でアウトプットの大切さを学ぶ

ユキリエに所属するアソシエイト職の社員は現在300人。女性社員の比率は100%だという。入社後は、独自の社内研修「ユキリエ・ユニバーシティ」を受講し、業務の基礎とグローバル企業の“勝ちのマインド”を学ぶ。メンバーのバックグラウンドは多様なため、講師陣による個別指導で、それぞれの特性や経験に合わせた専門領域の習得も目指していく。

「ユキリエ・ユニバーシティで徹底して養成するのは、アウトプットに重点を置いたヒューマンスキル(人間力)の向上です。お客様のチームの一員として業務を推進する盤石な基盤を築いたうえで、いかにお客様の経営に近いところで貢献できるか、という視点を養うところから始まります。

昨今、人材不足が慢性化するなかでお客様が求めているのは、業務への専門性はもちろん、チームやプロジェクトメンバーの一員として、“一人称”で仕事ができる人材。自ら課題を見つけ周囲に働きかけ、改善提案をしていくような能動的な仕事の取り組み方です。研修では、企業を取り巻く市場環境の変化をリアルタイムにキャッチアップし、必要な情報や学びは自らつかみにいく姿勢を実践しています」

仕事に積極的に取り組むユキリエのアソシエイト職への信頼は、取引先からも厚い。「上場企業のお客様先では、経営の中核部門を中心に、幅広い部署で当社社員が活躍しています。事務職チームのリーダーとして活躍している社員や、経営層の秘書を務める社員、なかには、コンサルティングに近いレベルで活躍する社員もいます。彼女らに共通しているのは、自らの存在価値をアピールする姿勢です。『担当業務を広げ、将来はこんなことも手がけたいです』と手を挙げる社員も多く、そこからお客様への業務提案が広がっていくことも少なくありません。アソシエイト職の教育メソッドについて、取引先企業様から『うちの社員にも研修をやってほしい』と言われるほど、業務の質に評価をいただいています」

ユキリエメソッドをアジア圏へ グローバルに通用する人材を育てる

従来の“事務職”のイメージを覆し、“専門性をもったリーダーシップある人材育成”を進めてきたユキリエ。創業当時からの社会ニーズを受け、“次世代の女性の働き方創造”というカタチのないものにチャレンジし、ロールモデルを生み出すことに注力してきた。今後はそうした枠組みを超え、グローバルに活躍できるポジションの開拓も進めていきたいと意欲を見せる。そして、よりコンサルタントに近い業務領域にもシフトしている現在、アジア圏への進出にもチャレンジしたいと話す。

「創業以来、グローバルで求められる事務の専門人材育成に特化してきました。このユキリエ独自のメソッドが、アジア圏で後れを取る日本の生産性・効率性向上にいかに貢献し、そしていかにグローバルに通用するか。これからが大きなチャレンジになります。

日本においては、大学や専門学校などの教育機関とのアライアンスを進め、実社会に基づいたキャリア形成についての教育も展開していきたい。仕事に追われるのではなく、追いかける―“答えのない問い”を粘り強く考え、創造することができる人材を育成したいと考えています」

真のダイバーシティとは、それぞれが自身のキャリア、ライフスタイルを“選択できる”ようになること。そのための人材育成を同社は続けていく。


「専門性が仕事の裁量を広げやりがいが高まった」


異業種から事務未経験でユキリエに入社した川村友理恵は、約7年のアソシエイト職を経て、総務人事本部の部長を務める。彼女の着任以来、チームがコストセンターから“プロフィットセンター”に徐々に変化していった。そして「専門性を身につけたことで、ひとつの業務をすべて自分の裁量で進められるようになった」と自身の内面的な成長を実感しているひとりだ。

マーケットを意識した仕事を実践することで、ポジションへの責任感も強くなりました。『自分がリーダーとして進めなくては』という意識が生まれると、仕事が面白くなる。当社には、そのように主体性をもって仕事をする楽しさを実感している社員が多く在籍しており、キャリアアップを実現した社員の姿を見ると、総務人事の責任者としての手応えと喜びを実感します」

総務人事部 部長 川村友理恵

ユキリエ
https://www.yukirie.co.jp/

Promoted by ユキリエ / text by Rumi Tanaka / photographs by Tomohisa Kinoshita / edited by Miki Chigira