最近リークされた画像(現在アクセス不可能)は、現在のGalaxyの最上位機種であるGalaxy S23 Ultraと、予想されているその後継機種を比較したものだ。サムスン最大のスクリーンを持つこのスマートフォンの大まかな形状は変わらないが、Ultraシリーズの進化は明らかだ。
まず目につく変化は、Sペンの収納スペースに見られる。サムスンはGalaxy S24 Ultraとともに新しいSペン(スタイラスペン)を発表する。このSペンは、他のGalaxy端末でも使えるはずだが、本体に収納スペースがあることで、Galaxy SとSペンがいっしょに使えるように設計されていることがより強調される。
新しいSペンの軸の上部は以前よりも丸みがなくなり、ペンがGalaxy S24の縁と同じ高さに収まるため、不要な突き出しがなくなる。
次はスピーカーグリル。Galaxy S23 Ultraでは、下部のスピーカーはケースの6つの小さな穴の奥に収納されていたが、Galaxy S24 Ultraでは、1本の棒状の切り込みに変更された。これは、実用的というよりも、むしろ外見的な決定のようだ(S24 Ultraは、S23 UltraのIP68防塵防水等級を引き続き維持すると予想される)。このデザインが新機種全体におよぶのかが、気になるところだ。
最後はボリュームボタン。見落とされがちだが、スマートフォンの外部スイッチやボタンは、触感に大きく関連している。使いにくい場所にボタンがあったり、物理的なフィードバックが乏しかったりすると、人間の知覚に影響を与えるだろう。そのため、サムスンがボリュームロックを移動させ、ロックのタッチをより広く厚くしたことは注目に値する。
外見からはわからないが、チタン製シャーシへ移行することで、端末全体の重量が下がり、強度が高まる。アップルはiPhone 15 Proでチタンへの道を切り開いたが、新しいスマートフォンの設計と認証にかかる時間を考えると、サムスンもアップルの発表よりずっと前にチタンへの移行を決めていたのだろう。
S24 UltraとSペンを含むGalaxy S24ファミリーは、来年早々に開催されると予想されるイベント「Galaxy Unpacked」で発表されるだろう。
(forbes.com 原文)